作ったあと、人に見てもらい、直したところを言葉にするところまでが一周
50分 | 前回と同じ教室コード準備 前回と同じ教室コードを板書し、全員に入れさせる。前回の提案カードとプログラムが出る(プログラムは各自の端末に残っている)。「教師」を押す。
時間配分 前回の続きの確認 5分 / 節1 相互評価 14分 / 節2 直す 16分 / 節3 改訂版を出す 10分 / 自己評価・ふりかえり 5分
この回の評価(指導要領 (3) ア(イ) イ(イ)。単元末のパフォーマンス課題の後半。評価規準と B・A の基準は 単元設計のページ)
提出された改訂版カードが単元の評定資料になる。「直して良くなった」が書けているかを中心に見る。
上の教室コードの欄に、前回と同じコードを入れる。前回出した提案カードが一覧に出る。プログラムはこの端末に残っているので、体験 02 の欄を開けば続きから直せる
動かなかった人へ。今日はそこを直すのが課題
5 分 全員がコードを入れてカードが見えるまで待つ。前回のふりかえりで多かった詰まり方があれば、ここで全体に 3 分説明する(全角文字、字下げ、int の変換など)。
端末が変わってプログラムが消えた生徒には、カードの「手順」を見ながら書き直させる。手順を言葉で残す意味がここで出る。
3 人以上に印を付ける
一つに絞って直す
直した点と理由
人のものを見ると、自分のものが見える

右のカードを読み、その提案でいちばんできている観点を 1 つ押す。どれもまだなら「まだ」。自分のカードには押せない。3 人以上に押す
各カードの下に集計が出る。「まだ」が多いカードを 1 つ取り上げ、何を足せばよいかをクラスで言葉にする
進め方(12分) 8 分で 3 人以上に印。そのあと「まだ」が多いカードを 1 つ投影し、何が足りないかをクラスで言う(4分)。本人を責めない言い方を教える場面。「〇〇を足すと手順が明確になる」の形で言う。
印を押すだけでなく、隣の人と口頭で「良かったところ」を 1 つ伝え合う時間を 2 分取ると、次の「直す」に入りやすい。
評価する側も評価される。「人の提案を読む目」が育っているかを見る。目標 01。
全部は直さず、一つに絞る

※ 直す前の形を覚えておく。あとで「何を直したか」を書くのに要る。直したら必ず実行して、前と同じ結果か確かめる
進め方(16分) 「直すところを一つ選ぶ」を徹底する。全部直そうとして何も終わらないのを防ぐ。
②の例 平均を出すのに for で足すのをやめて sum( ) を使う。どちらも正しい。「短いほうが読みやすい」「for のほうが何をしているか見える」の両方を認めたうえで、目的に合うほうを選ばせる。別のアルゴリズムと比べて選ぶのが A の基準。
③の例 平均を返す関数 def heikin(lst): return sum(lst)/len(lst) にする。使い回せるようになる。
直したら必ず実行。直したつもりで壊すことがある。第10回の「結果をうのみにしない」と同じ姿勢。目標 02。
何を直したか、なぜ直したか

改訂版が右に並ぶ。「直した理由」が書けているものを 2 つ読み上げて、単元を締める
進め方(10分) 8 分で提出、2 分で読み上げ。
評価の見どころ 「直した点」だけでなく「直した理由」が書けているかが、態度の A・B を分ける。「動かなかったから」も理由として認めるが、「次に任せたいこと」まで書けていれば A。
この改訂版カードが単元の評定資料になる。教室コードのデータは 24 時間で消えるので、必要なら画面を保存しておく。
| 仕組み | 五大装置が役割を分け、CPU が命令を 1 つずつ読んで実行する。その足し算は AND・OR・NOT の組み合わせでできている。単純な計算を、とてつもない速さで繰り返している |
| 限界 | 決まったビット数で扱うので、表せる範囲と精度に限りがある。0.1 + 0.2 は 0.3 にならない |
| 手順を書く | 曖昧さのない手順(アルゴリズム)を、順次・分岐・反復で表す。リスト・乱数・関数で整理する。書く側が全部決める |
| モデルで試す | 目的に応じて残すものと捨てるものを決め、コンピュータの中で何度でも試す。結果は疑い、モデルが適切かを検討する |
次の単元はデータの活用。今日リストに入れた数を、集めて、見て、根拠にする
2 分。単元の本質的な問いに戻る。「手順を書くとは、何を決めることか」→ 曖昧さを全部なくすこと、そして何を捨てるかを決めること。
3 つの目標それぞれに、できた/だいたい/まだ、を 1 つ選ぶ。右の帯にクラス全体の分布が出る
1 分。単元全体の到達を見る材料にする。
一文でよい。「〇〇だと思っていたが、△△だと分かった」の形
4 分。数人読み上げて単元を閉じる。次の単元(データの活用)につながる発言があれば拾う。