アドレスの一文字ずつに意味がある。今日はそのあと、自分の家のネットワークを設計する
50分準備 教室コードは新しいものにする。「教師」を押す。体験 01・03 は端末内で完結する。
時間配分 前回まとめ・目標 4分 / 節1 アドレスを読む 12分 / 節2 メールの道 10分 / 節3 小さなネットワークを設計する 18分 / 道具・まとめ・自己評価・ふりかえり 6分
教科書: 新編情報Ⅰ 34 インターネット上のサービス(p.98)。
この回の評価(指導要領 (4) ア(ア) イ(ア)。内容の取扱い(5)「小規模なネットワークを設計する活動を取り入れる」。単元設計は 単元設計のページ)
ふりかえりの枚の自己評価の分布を見て、「まだ」が多い目標を次回冒頭で拾い直す。
前回、名前を番号に直すサーバが最初に働いていた。その「名前」を書いているのがアドレス。今日は、その中身を読む。そして最後に、自分でネットワークを組む
※ このアドレスのことを URL(ユーアールエル)という。ブラウザの上の欄に出ている、https:// で始まる文字の並びのこと
アドレスの https:// は、何を表しているか
前回「まだ」が多かった目標を 2 分拾う。問いには答えず、体験 01 で確かめさせる。
一部分ずつ押す
出すときと受け取るとき
条件に合う機器を選ぶ
毎日見ている文字列に、区切りがある

下のアドレスの色が変わる部分を押すと、その部分が何を指しているかが下に出る。4 つとも押してみる
※ この例のアドレスは説明のためのもの。実在の場所を指してはいない
進め方(10分) 4 か所を順に押させる。そのあと、いま開いているページのアドレスを見て、同じように区切れるかを確かめる。
言葉 WWW = インターネット上で最も使われているサービス。Web ページは HTML という言語で書かれている。閲覧者は Web ブラウザで、URL によって通信方式と閲覧先を指定する。発信者は、ほかと重複しないドメイン名を登録し、Web サーバを用意する。
ドメイン名(www.example.ac.jp の部分)を IP アドレスに直すのが DNS サーバ。前回の「名前を調べるサーバ」がこれ。ac.jp は日本の教育機関を表す。目標 01。
メールは、いったんメールサーバに預けられ、相手が取りに来る。自分の端末からいきなり相手に届くわけではない。下の 6 個を分ける。まず上で付ける印を選び、次にその印を付けるものを押す
進め方(8分) 一人で 4 分、答え合わせ 4 分。
要点 送信は SMTP、受信は POP か IMAP。相手が電源を切っていても届くのは、いったんサーバに預けられるから。ブラウザで読み書きする方式も広く使われている。
「なぜ送信と受信で別の取り決め?」→ やることが違うから(押し出すのと、取りに行くのと)。第2回の「層に分けて役割を決める」と同じ考え。目標 02。
条件を満たす組み合わせは、一つではない

条件 家族 4 人。スマホ 4 台とノート型 2 台は線をつながずに使いたい。デスクトップ 1 台とプリンタは線でつなぐ。外のインターネットにもつなぐ。必要な機器を選ぶと、右に条件を満たしているかが出る
進め方(16分) 一人で 6 分。全部そろったら、2 人で「なぜその機器が要るか」を説明し合う(4分)。最後に投影で答え合わせ(6分)。
それぞれの役割 回線の引き込み口=外の回線と家の中をつなぐ。ルータ=家の中と外の間で道を選び、家の中の番号を配る。無線アクセスポイント=電波で機器をつなぐ(ルータに内蔵されていることが多い)。ハブ=線を分けて複数台をつなぐ。
安全 無線の合言葉を設定しないと、近くの誰でも家のネットワークに入れる。公衆無線 LAN では、通信の中身が見られる可能性があるので、大事なやりとりは避ける。第5回につながる。
正解は一つではない ルータに無線とハブの働きが入っている製品もある。「条件を満たすか」で判断する。目標 03。
| WWW・URL | インターネット上で最も使われているサービス。Web ページは HTML で書かれ、Web ブラウザで見る。URL は「通信方式」「どのコンピュータか(ドメイン名)」「その中のどこか」を並べたもの |
| DNS サーバ | ドメイン名を IP アドレスに直すサーバ。名前で書けるのは、これが働いているから |
| 電子メール | いったんメールサーバに預けられる。送信は SMTP、受信は POP や IMAP。相手が電源を切っていても届く |
| 小さなネットワーク | 引き込み口・ルータ・無線アクセスポイント・ハブ・ケーブルを、目的に合わせて選ぶ。無線には合言葉の設定が要る |
次回は情報セキュリティ。今日「合言葉が要る」で止めたところを、暗号と署名まで広げる。
道具で不具合を 1 つ選び、手元から順に調べて原因の場所を突き止めて出す
進め方 見つけた人から出す。全員に同じ答えを求めない。出てきたものを 2〜3 個読み上げ、共通点を言葉にする。
8分。トラブルの道具は、体験 03 の設計と合わせて使う。
道具は外で公開されている Web アプリ。この授業のページの中で開くので、別のページへは移らない。閉じれば、そのままこの枚に戻る。ブラウザの中で動き、入力はこの授業のサーバーには送られない。
3 つの目標それぞれに、できた/だいたい/まだ、を 1 つ選ぶ。右の帯にクラス全体の分布が出る
1 分。「まだ」が多い目標は、次回の冒頭で拾い直す。
一文でよい。「〇〇があれば、△△が良くなりそう」の形
3 分。次回は情報セキュリティ。「合言葉」の先にある、暗号と署名に進む。