問いを立て、データを選び、目的に合う見せ方にして、言えないことまで書く
50分準備 教室コードは新しいものにする。次回も同じコードを使うので板書して残す。「教師」を押す。前回までのふりかえりで出た「確かめたいこと」を配ると入りやすい。
時間配分 目標・課題の説明 6分 / 節1 問いを立てる 12分 / 節2 見せ方を選ぶ 12分 / 節3 作って書く 16分 / 自己評価・ふりかえり 4分
この回の評価(指導要領 (4) ア(ウ) イ(ウ)。単元末のパフォーマンス課題の前半。評価規準と B・A の基準は 単元設計のページ)
データの用意 公開されている統計や気象のデータ、学校で集めたアンケート(個人が特定できる項目を外したもの)を使う。第8回で作った質問を実際に配ってあれば、それを使うのがいちばんよい。
ここからの 2 回は、これを自分の問いに使う。きれいな結論が出なくてよい。言えることと言えないことを分けるところまでが課題
2 分。「予想と違う結果」も立派な結果だと先に言っておく。無理に結論を作らせない。
| 今日(第11回) | ①問いを立てる ②データを決める ③目的に合う見せ方で図を作る ④提案カードを提出する |
| 次回(第12回) | ⑤ほかの人のカードを観点で評価する ⑥もらった評価をもとに直す ⑦改訂版を出す |
※ 大きな問いでなくてよい。「昼休みの混み方」でも、根拠が付けば立派な提案
3 つの観点は次回の相互評価と同じ言葉。先に見せることで、何を目指すかがはっきりする。
B の目安: データを整理し、1 つの方法で可視化している。A の目安: 欠損値や外れ値の扱いを決め、複数の見せ方を比べて選んでいる。
データで届く形に
4 つの型から
図と、言えないこと
データで答えられる形になっているか

知りたいことを一つ。それを数で答えが出る形に直す。第4回でやった「曖昧さをなくす」と同じ考え方
全員分が右に並ぶ。「そのデータは集められるか」「答えが数で出るか」の 2 点で読む
進め方(10分) 一人で 5 分、読み上げ 5 分。2 点で確かめる: ①そのデータは実際に手に入るか ②答えが数で出るか。
直しの型 「多い・少ない」→ 何と比べて、どれだけ。「よい・悪い」→ 何の値が高い・低い。「〜すべきか」→ 〜した場合と、しない場合の差。
大きすぎる問いへの声かけ 「学校をよくしたい」→ 「そのうち、数で確かめられる部分はどこ?」。第3単元と同じ、切り出す指導。目標 01。
問いの型が決まれば、図の型も決まる

目的に応じた分析の方法は、大きく 4 つ。押すと、どんな問いに合うか、どの図を使うか、注意することが出る。4 つとも見てから、自分の問いがどれか決める
進め方(10分) 4 つを順に押す(6分)。そのあと「自分の問いはどれか」を隣と確認(4分)。
要点 図を先に選んで、あとからデータを当てはめない。問いの型 → 図の型の順。指導要領の「比較、関連、変化、分類などの目的に応じた分析方法があることも扱う」にあたる。
迷う生徒には「文にすると『AとBを比べると』か『AとBは一緒に動くか』か『Aは増えているか』か『Aは何種類に分かれるか』のどれ?」と聞く。目標 02。
図の隣に、言えないことも置く

全員の提案カードが右に並ぶ。図そのものは各自の画面で見る。次回、この一覧に相互評価が付く
進め方(14分) 図を作る 8 分(道具の枚の easyStat か表計算ソフト)→ カードを書いて提出 6 分。
「言えないこと」が今日の要 ここが空欄のカードは、次回の相互評価で必ず指摘される。書き方の型を板書する: 「〇〇が原因とは言えない(△△が影響しているかもしれない)」「このデータは □□ に偏っている」。
図を見て回る 提出が終わったら 2 分、立って画面を見て回る。
教室コードを板書して残す。次回、同じコードでこの一覧を開く。
次回は、ほかの人のカードを3 つの観点で評価し、もらった評価をもとに直して改訂版を出す
道具に自分のデータを入れ、目的に合う図を 1 つ作って、何が見えたかを出す
進め方 作れた人から出す。うまくいかない形も価値がある。詰まっている生徒には、手順の何番で止まっているかを聞く。
この回と次回で使う。表計算ソフトでもよいが、統計の計算とグラフはこの道具のほうが速い。
道具は外で公開されている Web アプリ。この授業のページの中で開くので、別のページへは移らない。閉じれば、そのままこの枚に戻る。ブラウザの中で動き、入力はこの授業のサーバーには送られない。
3 つの目標それぞれに、できた/だいたい/まだ、を 1 つ選ぶ。右の帯にクラス全体の分布が出る
1 分。「まだ」が多い項目は、次回の冒頭に時間を回す。
一文でよい。できた人は「次に確かめたいこと」を書く
3 分。同じ困り方が多ければ次回冒頭で 5 分使う。教室コードを忘れずに板書。