解決策の提案と相互評価
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- よい提案の条件は 2 つ。根拠がある(自分たちの調査か公開データ)と比較して選んでいる(選ばなかった案の結果も予想している)。「根拠なし」で提案しない。調べられなかったら、教室で隣の 5 人に聞くだけでも根拠になる
- 解決策は 2 つ以上出し、それぞれ「やったらどうなるか」を根拠と結びつけて予想してから 1 つ選ぶ。選ばなかった案の結果を予想しておくと、選んだ理由が比較で書ける
- 提案は 問題(理想 → 現実【関わるもの】)・根拠(誰に・何人・結果 / 出典)・解決策(選んだ案と選ばなかった案)・理由(なぜその案か) の 4 つの欄を 1 枚にまとめる
- 相互評価の観点は 2 つだけ。「根拠がある」「比較して選んでいる」。評価は匿名で、自分の提案には押せない。「まだ」が多い提案は、何を足せば「根拠がある」になるかを言葉にする
- 受けた評価で足りない欄を書き足し、改訂版として出し直す。評価は責めるためではなく、直すためにある。直した点と理由を言えることが、次の単元でも生きる
- 単元のまとめ。情報は形がなく、消えず、増え、広がる。その社会で、自分は何をどう決めるのか。特性と問題解決、法規・モラル・セキュリティ、情報技術と社会、そして自分たちで解決する、の 4 つで 10 回をふりかえった
自分の提案の改訂版で、何を足したか、なぜ足したかを「〇〇を足した。なぜなら△△」の形で書く。まだ改訂版を出していない人は、相互評価の集計を見て、何を足せば「両方ある」になるかを書く。
答えの例を見る
例: 解決策の欄に、選ばなかった案「紙でも配る」と、その結果の予想「毎回 30 分かかる」を足した。なぜなら、選んだ案だけを書いていたら「比較して選んでいる」が付かず、なぜその案なのかが読む人に伝わらなかったから。
探究の中間発表や最終発表は、この回の提案カードと同じ骨組みで書ける。問題(理想と現実)、根拠(誰に・何人・結果、出典)、解決策や結論(選んだものと選ばなかったもの)、理由(比較で)。発表のあとに受けるコメントは、相互評価と同じで、責めるためではなく直すためにある。「〇〇を足した。なぜなら△△」の形でふりかえりを書くと、次の発表がよくなる。
- 自分の探究の今の結論に、選ばなかった別の結論・別の方法と、その場合の結果の予想が書けるか
- 発表でもらったコメントのうち、次に足すべき「根拠」と「比較」はどれか。足したものと理由を記録しているか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次は第 2 単元「コミュニケーションと情報デザイン」。最初のテーマは「コミュニケーション手段の変化」。今日の提案は、根拠と比較で中身ができた。次は、それを伝わる形にするところから始まる。手紙から電話、メッセージへと手段が変わると、伝わるものと落ちるものがどう変わるかを見る。
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