問題の発見と調査
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 単元末の課題は、身のまわりの情報社会の問題を一つ見つけ、調べて、解決策を提案すること。よい提案の条件は 根拠がある(自分たちの調査か公開データ)と 比較して選んでいる(選ばなかった案の結果も予想している)。次回、全員で相互評価する
- 困りごとは全員でブレストして量を出し、KJ 法で似たものをまとめてから、自分たちで調べられるものを一つ選ぶ。大きすぎるものは調べられる範囲に切る
- 問題は理想と現実のギャップで書く。理想は「頑張る」を入れず状態で、現実は数えられる形で。末尾に、この問題が関わるもの【特性】【法規】【技術】【使えない人】を添える
- 根拠を取る計画は 何を知りたい・誰に・何から・どうやって・気をつけること・いつまでに。「みんなに聞く」は誰に何人かに、「ネットで調べる」はどのサイト・データかに直す
- 調べるときのルールは、名前を集めない、写真は許可を取る、引用は出典を書く、選択肢で偏らせない。第 4 回(個人情報)・第 6 回(引用)・第 8 回(偏り)で学んだことをそのまま使う
- 次回までに持ってくるのは、問題の定義、調べた根拠(数字か、聞いた言葉か、出典)、解決策の候補 2 つ以上
自分(かペア)が選んだ問題を、授業の形式で 3 行に書く。理想(状態で)/現実(数えられる形で)【関わるもの】/根拠の取り方(誰に・何を・どうやって)。まだ選べていない人は、「やってみる」で印を付けたものを使う。
答えの例を見る
例: 理想「部活の SNS の発信を、部員全員が安心して見せられる」/現実「部員の顔写真が許可なく載っている投稿が月に数回ある【法規】【特性】」/根拠「部員 20 人に、載せてよいと聞かれたかを 2 択で聞き、過去 1 か月の投稿を数える」。理想が状態で、現実が数えられる形で、根拠が誰に何をどうやってまで決まっている。
この回でやったことは、そのまま探究の最初の 2 週間の設計になる。テーマを「困った」から「理想と現実」に書き直し、現実を数えられる形にし、根拠を取る計画を「何を・誰に・どうやって・気をつけること・いつまでに」で書く。探究で最初に詰まるのは、テーマが大きすぎて調べられないこと。「調べられる範囲に切る」がここでの道具。
- 自分の探究テーマの「現実」は、数えられる形になっているか。その数字はどうやって取るか
- 根拠の取り方に、名前を集めない・許可を取る・出典を書く・選択肢で偏らせない、が入っているか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「解決策の提案と相互評価」。計画どおりに調べた根拠を持ってきて、解決策を 2 つ以上比べ、1 つ選んだ理由を書き、1 枚の提案にして出す。全員で「根拠がある」「比較して選んでいる」の観点で評価し合い、受けた評価で直して出し直す。調べられなかった人も、教室で隣の 5 人に聞けば根拠になる。
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