一覧へ | 探究の手引き | 探究の進め方 全14回 | 探究ノート

情報学探究マニュアル

探究で詰まったときに開く本です。上から読む必要はありません。いま困っていることの節だけ開いてください。授業は 探究の進め方 全14回 にあります。

詰まったときの索引

いま困っていること開く節
何を調べたいか決まらない1 問いをつくる
「〜について」から先に進めない1 問いをつくる
何を測ればいいか分からない2 変数を決める
実験っぽいことがしたい3 確かめ方を選ぶ
大きすぎて終わりそうにない4 できるかを見積もる
時間が足りない。協力してくれる人が集まらない。許可が下りなかった4 できるかを見積もる
道具が動かない。端末に入れられない9 Streamlit で Web アプリにする の「うまく行かないとき」
表が読み込めない。カメラやマイクが使えない6 easyStat で分析する・7 easyDataScience で予測する
アンケートの聞き方が分からない5 集める
数が出たが読めない6 easyStat で分析する
予測や分類をしたい。写真や音を分けたい7 easyDataScience で予測する
実際にはかりたい。動くものを作りたい8 micro:bit ではかる・動かす
人に使ってもらう形にしたい9 Streamlit で Web アプリにする
結果をどう見せるか分からない10 まとめる・発表する
作ったあと、どうすればいいか11 使ってもらう(社会実装)
本体や器材が無い8 micro:bit ではかる・動かす、9 Streamlit
発表の時間が足りない10 まとめる・発表する
使ってもらう相手が見つからない11 使ってもらう(社会実装)
人に聞いてよいか不安12 個人の情報と、断り方

---

1 問いをつくる

問いには 4 つの型がある

自分の問いがどの型かを決めると、この先にやることが全部決まります。

型形例この先
記述どれくらいか。どうなっているか本校の生徒は、平日にどれくらい端末を使うか数える・はかる・聞く。比べる相手は要らない
関係A と B に関係があるか睡眠時間と、授業中の眠さに関係があるか同じ人で両方を測る。散らばりを見る
因果A を変えると B は変わるか掲示の色を変えると、気づく人は増えるか実験。変える/変えないの両方を作る
評価どちらがよいか。この方法は効くか2 通りの案内文の、どちらが分かりやすいか2 つ用意して比べる

よい問いの 3 つの条件

  1. 答えが決まっていない。調べる前から答えが分かっているものは問いになりません
  2. 自分たちで確かめられる。「人は幸せになれるか」は確かめられません
  3. 範囲が決まっている。誰の、いつの、どこの話かが入っています

書き換えの例

前後直した所
ごみ問題について本校の分別のまちがいは、どの種類でいちばん多いか範囲を決め、数えられる形にした
スマホの使いすぎ就寝 1 時間前に端末を置く日と置かない日で、翌朝の眠さは変わるか因果の型にし、比べる相手を作った
地域の活性化商店街の空き店舗の前を通る人は、1 時間に何人か自分たちで数えられる形にした
よい勉強法とは声に出して覚える方法と、書いて覚える方法で、10 分後に思い出せる語数は変わるか評価の型にし、測るものを決めた

何も思いつかないとき

今日一日を朝から順にたどって、「面倒だった」「分かりにくかった」「待たされた」「まちがえた」と思った場面を 3 つ書き出します。大きい話でなくてかまいません。そのうち 1 つを選び、誰の・いつの・どこのを付けて言い直すと、もう問いの形になっています。それでも出なければ、上の書き換えの例の「前」の欄をそのまま自分の言葉に置き換えて、「後」を作ってみます。

> 問いは小さくしてかまいません。小さい問いに答えられて初めて、大きい問いに近づけます。

---

2 変数を決める

問いを、測れる形にします。決めるのは 3 つです。

決めるもの何か例(掲示の色を変えると、気づく人は増えるか)
変えるもの自分たちで動かすもの掲示の紙の色(白 / 黄)
測るもの変えた結果として見るもの立ち止まって 2 秒以上見た人の数
そろえるもの変わると比べられなくなるもの貼る場所、高さ、文字、時間帯、曜日

記述の問いには「変えるもの」がありません。測るものとそろえるものだけを決めます。

操作的定義(いちばん大事)

「気づいた」「分かりやすい」「元気」は、そのままでは測れません。誰が数えても同じ数になる形に決め直します。これを操作的定義といいます。

そのままでは測れない言葉操作的定義の例
気づいた立ち止まって 2 秒以上見た人の数
分かりやすい読んだあと、5 つの質問に正しく答えられた数
混んでいる12:20 の時点で並んでいる人数
覚えられた10 分後に書けた語の数
元気がない「今日の調子」を 5 段階で自己申告した値

操作的定義が書けたら、その探究は進みます。書けないなら、問いに戻ります。

そろえるものの見つけ方

「これが違っていたら、比べても意味がないな」と思うものを全部書き出します。そのうちそろえられるものはそろえ、そろえられないものは記録します。記録しておけば、あとで「これが効いたかもしれない」と書けます。

---

3 確かめ方を選ぶ

自分たちでできる実験 10 例

大きな装置は要りません。校内で、1〜2 週間で、許可が取れる規模のものです。

やり方例気をつけること
2 つ作って比べる案内文を 2 通り作り、別の階に貼る貼る場所の人通りをそろえる
色・形を変える掲示の色を白と黄で分ける同じ文、同じ大きさにする
置き場所を変える返却箱を入口と出口に置く同じ時間帯で比べる
くじで配る2 種類のプリントをくじで配る誰にどちらが行ったか記録する
前と後で比べる声かけの前の週と後の週の残食量他に変わったことも書き留める
順番を入れ替える同じ人に A → B と B → A の両方半分ずつ逆の順にする
条件を変えて測る教室の明るさを変えて、読める速さを測るmicro:bit ではかる
時間で区切る昼休みを 10 分ずつに分けて数える同じ曜日で比べる
人を分ける学年ごとに同じ質問をする人数の差を割合で直す
やってみて記録する1 週間、自分の記録を取る記録の取り方を毎日そろえる

比べる相手(対照)

因果と評価の問いには、比べる相手が必ず要ります。

比べる相手が無い計画は、因果の問いには答えられません。「やってみたらうまくいった」だけでは、もともとうまくいったのかもしれないからです。

何回やるか

1 回では偶然かもしれません。同じことを 3 回以上、または十分な人数でやります。人数の目安は、割合を見るなら 1 グループ 30 人以上、平均を比べるなら 1 グループ 20 人以上あると読みやすくなります。足りなければ、そのことを結果に書きます。

---

4 できるかを見積もる

計画を縮めて、やり切れる形にします。

見る所問い× のときの縮め方
時間何週間で終わるか。1 回のデータ取りに何分か期間を短く、回数を減らす
人何人に協力してもらうか。頼める当てはあるか1 クラス・1 学年に絞る
もの器材はあるか。借りられるか手で数える方法に替える
許可誰の許可が要るか。いつまでに取るか校内で完結する形にする
安全と迷惑人に不利益が出ないか。断る自由があるか不利益の出る側を作らない

許可の取り方

早く動くほど楽になります。誰に・いつまでに・何を言うかを先に決めます。

何をする誰に言う
自分のクラスで聞く担任
他のクラス・他学年で聞く担任と、相手のクラスの先生
校内に掲示する・物を置く担当の先生(事務、生徒指導など)
校外の人に聞く・お店で調べる担当の先生を通して、相手先へ
写真や動画を撮る写る人全員。掲示するなら重ねて確認

頼むときの文の型

> 総合的な探究の時間で、○○について調べています。△△を□□までにお願いできないでしょうか。答えたくない項目は空欄で構いません。集めたものは氏名を記録せず、◇◇にだけ使い、○月○日に消します。

許可が下りなかったとき

やめる前に、断られた理由を一つ聞きます。「誰に、どんな迷惑がかかるか」がはっきりすれば、その人が出ない形に作り替えられます。校外が無理なら校内で、掲示が無理なら口頭で、実物を置くのが無理なら紙の模型で、他学年が無理なら自分のクラスで。範囲を狭めた計画は、下りなかった計画より強いです。作り替えた計画は、断った先生にもう一度見せます。

---

5 集める

アンケートの聞き方

使う使わないなぜ
平日に端末を使う時間は、1 日およそ何分ですか端末を使いすぎていませんか答えを誘導している
そう思う/ややそう思う/どちらでもない/あまり/思わない満足度は?段階を先に決めておく
1 つだけ選んでください当てはまるものすべて(分析が難しくなる)数え方が決まらない
学年(1・2・3)氏名要らない個人情報は最初から取らない

質問は少なくします。 答える人の負担が増えると、途中でやめる人が出て、集まり方が偏ります。問いに答えるのに要る質問だけを残します。

記録の取り方

人が集まらないとき

人数が集まらないことは、よくあります。手の打ち方は三つです。対象を狭める(全校 → 1 学年 → 1 クラス)。同じ人に 2 回答えてもらう(別々の人を比べる形から、同じ人の前と後を比べる形に切り替える)。1 人あたりの回数を増やす(1 人に 1 週間記録してもらう)。それでも少なければ、「18 人では」と人数を書いて出します。人数が少なくても、書いてあれば使える材料になります。

---

6 easyStat で分析する

easyStat(リポジトリ)はブラウザだけで動く統計の道具です。読み込んだ表は分析用のサーバへ送られません。

最初の 3 手

  1. Excel か CSV を読み込む。表計算から範囲を選んで貼り付けでも入ります
  2. 分析サポーターを開き、自分の問いに近いものを選ぶ。手法の名前を知らなくても選べます
  3. 結果が出たら「今回の結果を簡単に説明すると」を開く。結果の要点、指標の見方、読み違えやすい点が出ます

問いの型と、選ぶ分析

確かめたいこと分析
まず様子を見たい探索的データ分析(EDA)
2 つのグループの平均に差があるかt 検定
3 つ以上のグループの平均に差があるか一要因分散分析
2 つの条件を組み合わせた影響を見たい二要因分散分析
正規分布でない・人数が少ないマン・ホイットニーの U 検定、クラスカル・ウォリス検定
同じ人の前後を比べるウィルコクソンの符号付順位検定、マクネマー検定
2 つの量に関係があるか相関分析
ある量から別の量を予想したい単回帰分析、重回帰分析
「はい/いいえ」を予想したいロジスティック回帰分析
選択肢どうしの組み合わせに偏りがあるかクロス集計、カイ二乗検定、フィッシャーの正確確率検定
たくさんの質問をまとめたい因子分析、主成分分析
時間とともにどう動いたか時系列データ分析
自由記述に何が多いかテキストマイニング

結果の読み方

読み込めないとき

まず表の形を見ます。1 行目に題が入っていないか/数の列に「約」「分」「円」などの文字が混ざっていないか/セルが結合されていないか/途中に空行や合計行が入っていないか。この四つでたいてい直ります。直しても読めなければ、必要な列だけを新しいシートにコピーし、そこから読み込みます。分析が選べないときは、分析サポーターに確かめたいことを一文で入れると、合う行が出ます。

言えないことを、必ず書く

---

7 easyDataScience で予測する

easyDataScience(リポジトリ)はブラウザだけで動く教育用の AutoML(=どの予測のやり方が合うかを、機械が自動で試して比べてくれる仕組み)です。通常の学習と予測はブラウザの中で完結します。

最初の 3 手

  1. 表を読み込み、予測したい列(目的変数)を 1 つ決める
  2. 回帰(数を予測)か分類(どれに入るかを予測)かを選び、モデル比較を走らせる
  3. 出てきた比較表の中から 1 つ選び、どの列が効いたか(特徴量重要度)を見る

表の作り方

当たり方を正しく測るために

写真と音も分けられる

写真や音を使うときは、人が写ったもの・人の声は避けるか、本人に断ります。人が写り込まないもの(ごみ、標識、葉、道具、部品)を選べば、断りの手間もなくなります。

端末のカメラやマイクが使えないときは、先に撮った写真を配って、全員が同じ束を読み込む形にできます。撮る体験は減りますが、「同じ机の上だけで撮った束」と「ばらばらの場所で撮った束」を比べれば、集め方の偏りはそのまま見えます。

---

8 micro:bit ではかる・動かす

MakeCode はブラウザで動き、画面の中のシミュレータで試せます。本体が無くても設計はできます。

最初の 3 手

  1. 入力を 1 つ選ぶ(明るさ、温度、傾き、音、ボタン、時間)
  2. 処理を 1 つ入れる(「もし〜なら」で線を引く)
  3. 出力を 1 つ選ぶ(画面に出す、音を鳴らす、記録する)

はかれるもの

はかれるもの探究での使い道
明るさ教室の明るさと、読みやすさ・眠さ
温度室温と、集中・残食
音の大きさ騒がしさと、作業の速さ
傾き・動き物が動いたか、扉が開いたか
ボタン・タッチ人が数える代わりに押す(通過人数)
時間どれくらい続いたか

記録する

MakeCode のデータロガーを使うと、はかった値を時刻つきで本体に貯め、あとで CSV として取り出せます。取り出した CSV は、そのまま easyStat や easyDataScience に読み込めます。

ずっと {
  データを記録する: 明るさ = 明るさ
  一時停止 (60000)   // 1 分ごと
}

本体が無いとき

設計と組み立ては、画面の中のシミュレータで最後まで進められます。できないのは実際にはかることだけです。

置いて使うときの注意

---

9 Streamlit で Web アプリにする

Python を数十行書くだけで、入力すると結果が返るページになります。提案を「触れる形」にできます。

動かすまで

この 2 行は、ふだんのアプリの画面ではなく、文字の命令を打ち込む専用の画面に打ちます。Windows なら「コマンド プロンプト」、Mac なら「ターミナル」という名前で、アプリの一覧から探せます。開いたら、app.py を保存したフォルダに移動してから(cd と打ち、そのあとにフォルダの場所を続けます)、次の 2 行を 1 行ずつ打って、そのつど Enter を押します。

pip install streamlit
streamlit run app.py

1 行目は道具を入れる命令で、入れるのは最初の 1 回だけです。2 行目が動かす命令で、打つとブラウザが開きます。開かなければ、画面に出た http://localhost:8501 のような住所を、自分でブラウザに打ちます。止めるときは、その画面で Ctrl と C を同時に押します。

うまく行かないとき

いちばん短い例

import streamlit as st

st.title("混み具合を予想する")

hour = st.slider("時刻", 11, 14, 12)
rain = st.checkbox("雨が降っている")

wait = 3 + (hour == 12) * 8 + rain * 4
st.metric("予想される待ち時間", f"{wait} 分")
st.caption("本校の 2 週間の記録から作った目安です。12 時台は混みます")

表を読ませて、グラフを出す

import streamlit as st
import pandas as pd

up = st.file_uploader("CSV を選ぶ", type="csv")
if up:
    df = pd.read_csv(up)
    st.dataframe(df.head())
    col = st.selectbox("グラフにする列", df.columns)
    st.bar_chart(df[col].value_counts())

探究で使うときの形

探究の中身アプリの形
予測の式を作った数を入れると、予測が返る
分類の基準を作った選ぶと、どれに当てはまるか返る
調べた結果を見せたい条件を選ぶと、その条件のグラフが出る
手順を作った順に答えると、次にやることが出る

人に使ってもらうには

自分の端末で動かしているうちは、自分しか使えません。GitHub にコードを置き、Streamlit Community Cloud につなぐと URL ができます。必要なファイルは 2 つです。

app.py
requirements.txt     ← streamlit, pandas など、使ったものを 1 行ずつ

公開する前に確かめます。

年齢や学校の決まりで GitHub のアカウントが作れないこともあります。そのときは、自分の端末で動かして、相手にその場で触ってもらう形でかまいません。公開まで行かなくても、公開前の 3 点と、次の第11節のやめ方は、そのまま書けます。

---

10 まとめる・発表する

図の選び方

見せたいこと図
項目ごとの多い少ない棒グラフ
時間とともにどう動いたか折れ線グラフ
2 つの量の関係散布図
全体に占める割合帯グラフ(円グラフは比べにくい)
ばらつき箱ひげ図

目もりは 0 から。数字も書く。題に「何を、誰に、いつ」数えたかを入れる。

3 分で渡す順番

  1. 何を知りたかったか(問い、一文)
  2. どうやって確かめたか(変えたもの・測ったもの、一文)
  3. どうだったか(数を 1 つ)
  4. 何が言えて、何が言えないか
  5. 誰に、どう役立つか

いちばん聞かれるのは 4 です。思っていたのと違った所を隠さないほうが、聞く人は身を乗り出します。

言えないことの書き方

> この結果は、本校 2 年 3 組 34 名の 11 月の記録によるものです。他の学年・他の季節で同じになるとは言えません。掲示の色以外にも、その週の行事が影響した可能性があります。

---

時間が足りないとき

3 分が取れないこともあります。短い順に削ります。

使える時間話すこと
3 分上の 5 つ全部
1 分問い → 数を 1 つ → 何が言えないか
30 秒問い → いちばん意外だった数
話す時間が無い1 枚だけ貼って、横に立つ。聞かれたら答える

削るときも、4 の「言えないこと」は残します。そこが抜けると、言い過ぎた発表になります。

11 使ってもらう(社会実装)

調べて終わりにしません。誰かが実際に使う所まで行きます。水準は 3 つです。

水準どういう状態か残すもの
① 試してもらう相手が一度使った。反応を記録した使った人の言葉、うまくいかなかった所
② 続けて使える手順・置き場所・直し方が決まっている。自分がいなくても回る手順書、置き場所、連絡先
③ 仕組みとして残る担当・更新・やめ方が決まっている引き渡しメモ

引き渡しメモの型

> 何を: 昼の混み具合を出すページ > 誰が: 図書委員(当番の人) > いつ: 毎週月曜の朝、前週の記録を入れる > どうする: 手順は 手順.md の通り。5 分で終わる > 困ったら: ○○先生に言う > やめるとき: 使う人が月 10 人を下回った月に、図書委員会で決めて止める。ページは残さず消す

やめ方を決めます。 始めたものを誰も止められない形で置いていくのは、引き継ぐ人に対して無責任だからです。

使ってもらう相手が見つからないとき

「使いそうな人」に断られることも、そもそも当てが無いこともあります。近い所から順に探します。

  1. 同じ班の人以外のクラスメイト。「1 分だけ触ってほしい」と頼む。これでも①の水準は満たせます
  2. 先生。担任、教科の先生、図書室や事務の人。自分の探究の相手に近い人がいれば、その人に
  3. 家の人か、きょうだい。学校のことを知らない人に触ってもらうと、説明の足りない所が出ます
  4. どうしても見つからないときは、自分が「その人になったつもり」で使い、迷った所を書きます。そのときは「まだ他の人には使ってもらえていない」と正直に書く。それも記録です

一度使ってもらうときに、聞くこと

「よかったです」は情報になりません。どこで迷ったかを聞きます。

---

12 個人の情報と、断り方

集める前に決める 3 つ

  1. 何に使うか、どこまで出すかを先に言う
  2. 名前を集めない。氏名・住所・学校名・顔写真は、分析に要らなければ最初から取らない
  3. いつ消すかを決める。終わったら消す

写真・音・動画

断る自由

「答えたくない項目は空欄で構いません」を必ず書きます。断った人が誰か分かる形にしません。

出す前の最後の確認

発表・掲示・Web に出す直前に、もう一度見ます。

---

この本について

ここに無いことで詰まったら、先生に 「どの節まで進んで、どこで止まったか」 を言います。節の番号で言えると、話が早く進みます。

授業は 探究の進め方 全14回。書いたメモは 探究ノート に集まります。情報の授業で扱った道具は、情報Ⅰ・情報Ⅱ の単元設計からたどれます。