予習 | 高校の情報学探究 easyStat で確かめる | 第1回
表の読み込みと探索的分析
授業の前に 10 分。読んで、少しやって、予想を一つ選ぶ。書いたものはこの端末に残る
10分 | ひとりで、端末で01授業に持っていく問い
統計の道具が動かないとき、原因はたいてい表の形にある。人が見れば読める表でも、道具は読めないことがある。1 行目にタイトルが入っていれば、道具はそれを列の名前だと思う。「約25分」と書いてあれば、その列は文字の列になり、平均が出せなくなる。同じ人が 2 行に入っていれば、その人は 2 回数えられる。道具は文句を言わずに数を返してくるので、気づかないまま間違った数を使ってしまうことがいちばん怖い。 もう一つ、表が整ったら何から始めるか。いきなり平均を出したくなるが、その前にやることがある。何行あるか。空いている欄はいくつか。平均と真ん中の値はどれくらい離れているか。図にするとどんな形か。これを見るのを、探索的データ分析(EDA)という。全体を見てからでないと、出た数がおかしいかどうかも分からない。あなたの手元にある表は、そのまま道具に読ませられる形だろうか。
02見ておく言葉
- 1 行 1 件
- 1 人分(1 回分)が 1 行に入っている形。道具が読める表の基本
- 列名
- 表の 1 行目に並ぶ、列の名前。単位は列名の中に入れる(「通学時間(分)」)
- 探索的データ分析(EDA)
- 数を出す前に、表の全体の様子を見ること
- 中央値
- 値を小さい順に並べたとき、ちょうど真ん中にくる値。平均と離れていたら、外れた値がある
- 尺度
- 列の種類。足し引きに意味がある数か、名前か、順番か。できる計算が変わる
- 欠けた値
- 答えていない空の欄。0 で埋めない。いくつあるかを数える
03やってみる
身のまわりの表を 1 つ探して、道具が読める形かどうかを見る。表計算のファイルでも、紙のプリントでもよい。3 分でできる。
- 1 行目は、列の名前だけが並んでいるか。タイトルや日付が入っていないか
- 1 行に 1 件が入っているか。同じものが 2 行に分かれていないか
- 数の列に「約」「分」「円」などの文字が混ざっていないか
- 空いている欄がいくつあるかを数える
04予想
書いたものの残り方
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。