予習 | 高校の情報学探究 easyStat で確かめる | 第2回
平均の差の検定
授業の前に 10 分。読んで、少しやって、予想を一つ選ぶ。書いたものはこの端末に残る
10分 | ひとりで、端末で01授業に持っていく問い
「運動部の人の方が、睡眠時間が短いのではないか」。こう思ったとき、確かめる道すじは一つではない。比べるグループが 2 つなのか 3 つ以上なのか、別々の人を比べるのか同じ人の前と後を比べるのか、人数は足りているのか。この三つで、使う分析が変わる。手法の名前を覚えるより先に、自分の場面がどの形なのかを言えるようにしておく。 もう一つ、結果を読むときの話がある。分析を実行すると p 値という数が出る。これは「偶然でもこれくらい起きるか」の目安で、小さいほど偶然とは考えにくくなる。ところがここに落とし穴がある。p が小さいことと、差が大きいことは別だ。人数をたくさん集めれば、ほんのわずかな差でも p は小さくなる。逆に人数が少なければ、大きな差があっても p は小さくならない。では、差の大きさはどこで見るのだろうか。授業では二つの結果を並べて、これを確かめる。
02見ておく言葉
- p 値
- 「偶然でもこれくらい起きるか」の目安。小さいほど、偶然とは考えにくくなる
- 効果量
- 差の大きさを表す数。人数に引っぱられにくい。p 値と一緒に見る
- 対応のある
- 同じ人の前と後を比べること。別々の人を比べるのは「対応のない」
- t 検定
- 2 つのグループの平均に差があるかを確かめる分析
- 一要因分散分析
- 3 つ以上のグループで、どこかに差があるかを確かめる分析
- ノンパラ
- 人数が少ないときや、5 段階のような順番のときに使う分析のまとまり
- 分析サポーター
- 確かめたいことを一文で入れると、合う分析を案内してくれる機能
03やってみる
自分が「差がありそうだ」と思っていることを、一つ書き出して形を確かめる。ノートだけで 4 分。
- 比べるものを二つ書く(例: 運動部 と 文化部)
- グループはいくつかを書く(2 つ/3 つ以上)
- 別々の人を比べるのか、同じ人の前と後かを書く
- それぞれ何人くらいになりそうかを書く
04予想
書いたものの残り方
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。