予習 | 高校の情報学探究 easyStat で確かめる | 第5回
自由記述の分析と報告
授業の前に 10 分。読んで、少しやって、予想を一つ選ぶ。書いたものはこの端末に残る
10分 | ひとりで、端末で01授業に持っていく問い
アンケートの最後にある「何かあれば書いてください」。ここに書かれた文は、集計表には出てこない。読むには時間がかかり、数えにくく、たいてい何となく読んで終わる。ところが人が読むと、最初に読んだものと、印象の強いものに引っぱられる。問いの文に入っていた言葉にも引っぱられる。20 件も読めば、自分が何を多いと感じたのかは、もう当てにならない。言葉の中の多い語を数えると、その偏りが外れる。ただし数えただけでは、その語がどういう意味で使われたかは分からない。 次の授業は、この 5 回の最後になる。第1〜4回で出した結果から一つ選び、確かめたいこと・使った分析・結果の数・言えないことの四つを 1 枚に書く。いちばん見られるのは四つ目だ。言えないことを書くのは負けに見えるが、実際は逆になる。範囲をはっきりさせると、範囲の中の主張はかえって強くなる。あなたの結果は、どこまでが言えて、どこからが言えないのだろうか。
02見ておく言葉
- テキストマイニング
- 文章の中の語を数え、多い語や一緒に出てくる語を見ること
- 多い語
- 数えて上位に出てくる語。結論ではなく、本文に戻るための入口
- 言えること
- 集めた範囲の中で、数が示していること。範囲を付けて言う
- 言えないこと
- 集めていない所のこと。原因の向き、聞いていない人たち、別の時期、測り方
- 結果と解釈
- 数から出たことと、自分の考え。分けて書く。混ぜると数の方まで信用されなくなる
- 効果量
- 差や関係の大きさを表す数。p 値と一緒に書く
03やってみる
自由記述を 10 件ほど集めて、多いと感じた語を数えてみる。自分の探究の記述でも、身のまわりの短い感想でもよい。5 分。
- 10 件ほど読み、多いと感じた語を 1 つ書く(読んだ印象で)
- そのあと、その語が実際に何件に出てくるかを数える
- ほかに 3 件以上に出てくる語がないかを探す
- 印象と数が合っていたか、ずれていたかを書く
04予想
書いたものの残り方
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。