発表と次の問い
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 3 分で渡すのは五つ。問い/やったこと/言えること(範囲つき)/言えないこと/誰に何が役立つか。見せるものは 1 つだけ
- 聞く側は一人につき質問を一つ。「それは何人の話ですか」(範囲)か「反対の立場だとどうなりますか」(別の見方)
- 人が身を乗り出すのは三つ。予想が外れた話/途中で戻った話/言えないことを言った話。どれもうまくいかなかったことから出ている
- 振り返りに使うのは決まった三つ。自己課題/運用/社会参画
- 第11回の四つ(整合性・効果性・鋭角性・広角性)は探究の質を見るもの。今日の三つは探究が自分のものになったかを見るもの。二つで一組
- 次の問いは「まだ分からないこと」から作る。型は三つ。範囲を広げる/原因の向きを確かめる/手を打った結果を見る
- 14 回前に置いた問いに戻る。自分が本当に気になっていることは何か。それを、他の人にも確かめられる形にできたか
- 書いてきたメモと今日の次の問いは探究ノートに残る。次の探究は、そこを開くところから始まる
14 回の最後として書き出す。リサーチクエスチョン(最後に落ち着いた形)/分かったこと(範囲を付けて)/誰に、何が役立つか/次の問い/自律化の三つのうち、自分でいちばん書けたと思うものと、その理由。
答えの例を見る
例: 問い「朝の電車で、1 本あとにすると座れる人は増えるのか」。分かったこと「この 12 人・1 週間では、1 本あとの方が座れた人が多かった」。誰に何が役立つか「毎朝いちばんの電車に乗る一年生が、出る時刻を選べるようになる」。次の問い「雨の日でも同じことが言えるのか。ほかの学年ではどうか」。三つのうち「運用。30 件集まらなかったときに数を減らすと決めて、計画を書き直したから」。
この 14 回で持ったのは、進め方だ。気になることをリサーチクエスチョンにする、型を決める、調べる、変数を決める、確かめ方を決める、できるかを見積もる、道具を選ぶ、集める、整理して分析する、見せ合って戻る、形にして使ってもらう、相手に合わせてまとめる、渡して次の問いを立てる。この順番は、テーマが変わっても同じ形で使える。途中で戻ってよいことも、範囲を書かないと何も言えないことも、変わらない。次の探究や課題研究は、この 14 回と同じ道をもう一周することになる。違うのは、今度は自分で回すというところだけだ。
- この 14 回の進め方のうち、自分の次の探究で真っ先に使うのはどこか。なぜそこか
- 今日書いた次の問いを、いつ、どこまで確かめるか。最初の一手は何になるか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次の回は無い。この 14 回はここで終わる。ただし探究の方は終わらない。手元に残るのは三つ。この 14 回で持った進め方(問いを立て、型を決め、設計し、集め、分析し、見せ合い、形にして使ってもらい、まとめ、渡す)、探究ノート(情報の授業の復習で書いてきたメモと、この 14 回で書いたものが同じ所に集まっている)、そして今日立てた次の問い。道具の使い方と問いの立て方に詰まったら、情報学探究マニュアルの索引から、いま困っている節だけを開けばよい。次の探究は、探究ノートを開いて、書いてきたメモを 1 つ選ぶところから始められる。問いが変わってもよい。途中で戻ってもよい。回るのが普通だと、この 14 回で確かめた。
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