公開と試用
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 公開に要るファイルは 2 つ。
app.pyとrequirements.txt。requirements.txtにはimportした道具の名前を 1 行ずつ書く。asの後ろはあだ名なので書かない - 手順は 3 つ。2 つのファイルを GitHub に置く、公開の仕組みにその置き場所をつなぐ、できた URL を人に渡す。相手の端末には何も入れなくてよい
requirements.txtが要るのは、公開先の機械にまだ道具が入っていないから。第1回で自分がpip installを打ったのと同じことを、機械にやらせている- 公開前に 3 つ確かめる。①個人が分かるデータを一緒に置いていないか ②相手が最初の 10 秒で何をすればよいか分かるか ③まちがった入力でも止まらないか
- ③ で試すのは、空欄・0・とても大きい数・ファイルを選ばずに開く・文字の列で折れ線を選ぶ。止まったら
ifを 1 つ足す - 公開したものはやめ方も決める。誰が、いつ、どうやって止めるか。止める人が決まっていないものは、止まらない。始めたものを誰も止められない形で置いていくのは、引き継ぐ人に対して無責任だから
自分のアプリについて、提出カードの 4 欄を 1 行ずつ書き直す。相手は 1 つに絞る。入出力は「〇〇を入れると△△が返る」の形で、単位まで入れる。確認は 3 点それぞれの結果を書く。やめ方は、誰が・いつ・どうやって の 3 つを入れる。
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例: 相手: 昼休みに売店へ行く、同じ学年の人 / 何を入れると何が返るか: 行く時刻と天気を入れると、待ち時間の目安(分)が返る / 公開前の確認: CSV は置かず app.py だけ/説明を 1 行いちばん上に置いた/ファイルを選ばずに開くと止まったので if up: を足した / やめ方: 自分が、3 月末に、公開を切って GitHub からも消す
探究は、調べて終わりにしない。誰かが実際に使うところまで行くと、水準は 3 つに分かれる。一度試してもらった/続けて使える/仕組みとして残る。この 6 回で作ったものは、そのうち少なくとも 1 つ目には届く。URL があれば、相手はその場で触れる。触ってもらったときに聞くのは、最初にどこを見たか/迷った所はどこか/また使いたいかの 3 つにする。「よかったです」は情報にならないが、迷った所は直せる。続けて使ってもらうつもりなら、手順と置き場所と、やめ方まで書いた引き渡しメモが要る。
- 自分の探究で作ったものを、誰に、いつ触ってもらえるか。1 人でよい
- 触ってもらったあと、続けて使ってもらうなら、誰が・いつ・何をすることになるか。やめるときは誰が決めるか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
この単元の回は、これで終わる。手元に残るのは、入れると返る形に作り替える手順と、公開する前に確かめる 3 点と、やめ方を決めるという構えの 3 つ。次に進むのは、探究のほうになる。探究の第12回「社会実装の試み」の社会実装は、この 6 回で作ったものがそのまま受け皿になる。自分の探究で「相手に触ってもらう形にしたい」と思ったときに、ここへ戻ってくればよい。コードに詰まったら、情報学探究マニュアルの第9節を開く。
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