予習 | 情報Ⅰ (2) コミュニケーションと情報デザイン | 第9回
ユニバーサルデザイン
授業の前に 10 分。読んで、少しやって、予想を一つ選ぶ。書いたものはこの端末に残る
10分 | ひとりで、端末で01授業に持っていく問い
運動部と文化部の人数を、赤と緑の棒で分けたグラフ。あなたには読める。でも、赤と緑が同じように見える人は、男性の 20 人に 1 人いる。クラスに 1 人いる計算だ。その人には、このグラフは 4 本の同じ色の棒に見える。「色で分けたから伝わる」と思っていたものが、ある人には伝わっていない。 前回の 3 つの技は「自分たちに分かりやすく」だった。今回は「誰に」を広げる。色の見え方が違う人、目が見えにくい人、日本語を読めない人、初めてその機械を使う人。券売機の前で「どこを押せば戻れるか分からない」と困った経験は、誰にでもある。それは使う人が悪いのではなく、設計の問題かもしれない。授業では、グラフの見え方を切り替えて確かめ、身のまわりの使いにくかった機器を「こう直す」と書き直す。
02見ておく言葉
- ユニバーサルデザイン
- 年齢・国籍・障がいの有無などによらず、誰もが使えるように最初から設計すること
- バリアフリー
- すでにある障壁を、後から取り除くこと。階段の横に付けたスロープ
- アクセシビリティ
- 幅広い人が「使えるか」の尺度。文字の拡大、読み上げ、字幕
- ユーザビリティ
- 使える人にとって「使いやすいか」の尺度。ボタンの大きさ、共通の操作
- ユーザインタフェース(UI)
- 利用者とコンピュータの間の入出力の手段。画面・ボタン・音
- シグニファイア
- 人に行動を促す手がかり。押せそうに見える形、はみ出していて続きがあると分かる表示
03やってみる
自分のスマホの「設定」を開き、「アクセシビリティ」(または「ユーザー補助」)の項目を探す。中にどんな機能が並んでいるかを 3 つ書き出し、それぞれ「どんな人が、何に困っているときに使うか」を想像して横に書く。
- 例: 文字を大きくする → 小さい字が読みにくい人が、画面を読むとき
- 例: 画面の読み上げ → 目が見えにくい人が、メッセージを読むとき
スマホが無ければ、学校の端末やパソコンの設定にも同じ項目がある。設定を開けない端末なら、どこまで探せたかを書けばよい
04予想
書いたものの残り方
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。