プログラムで問題を解く
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 最初に決めたのは目的。繰り返している作業を一つ選び、「1 回 〇分 × 週 〇回」のように楽になる量を数で書いた。大きなものを作らなくてよい。3 行のプログラムで毎日の 1 分が消えるなら、それは立派な問題解決
- 次に手順を、日本語で 3〜5 行に書いた。1 行に 1 つの動作。「〜くらい」「いい感じに」のような曖昧な語を、数・回数・条件に直した。日本語で書けないものは、プログラムにもならない
- 手順の中に「〜なら」があれば分岐(if)、「全部について」があれば反復(for)が要ると、この時点で見当がつく。入力・処理・出力が分かれているかも見た
- プログラムは 1 行ずつ足して動かす。全部書いてから実行しない。エラーが出たら、書いてある行番号のところを見る。字下げ・コロン・引用符・全角の記号が定番の原因
- 提案カードは、目的・手順・使った仕組み・いまの状態の 4 欄。「動かない」と書いてよい。次回、そこを直すのが課題。評価の観点は「手順が明確」「動いて目的に合う」「直して良くなった」の 3 つ
自分が選んだ手作業について、提案カードの 4 欄(目的・手順・使った仕組み・いまの状態)を、それぞれ 1 行で書き直す。手順は「①〜 ②〜 ③〜」の形で、数・回数・条件を入れる。
答えの例を見る
例: 目的: 部活 12 人のタイムから順位を出す(1 回 10 分 × 週 2 回)。手順: ①12 人のタイムをリストに入れる ②小さい順に並べる ③順位と名前を上から表示する。使った仕組み: リスト・反復。いまの状態: 並べるところまで動いた。名前とタイムを一緒に並べる方法で止まっている。
探究では、集めたデータの集計や、アンケートの数え上げ、同じ計算の繰り返しが必ず出てくる。それを手でやると、時間がかかるだけでなく間違える。「目的を決め、手順を日本語で 3〜5 行に書き、1 行ずつプログラムにする」という今回の流れは、探究の作業をプログラムに任せるときにそのまま使える。まず「何を、どれだけ楽にするか」を数で書くところから。
- 自分の探究で、繰り返している作業はどれか。1 回何分、何回やるか
- その作業を、判断に迷わない 3〜5 行の日本語で書けるか。曖昧な語は残っていないか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「プログラムの評価と改善」。ほかの人の提案カードを 3 つの観点で評価し、もらった評価をもとに直すところを一つに絞って直し、「直した点と理由」を書いて改訂版を出す。今回の教室コードを次回も使うので、提案カードとプログラムはそのまま残しておく。
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