情報技術の年表づくり
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 30 年の情報技術は、つながる → 持ち歩く → 集まる → 作る の 4 つの段でできている。新しい技術は前の技術の上に乗るので、向きがある
- 出来事は「できごと → 変わったこと」の対で書く。変わるのは手順・かかる時間・行く場所・要る道具・その仕事をする人。目的そのもの(人に会いたい、間に合わせたい)は変わらない
- 「便利になった」で止めない。誰の、どの手順が、どう変わったかまで書けると、10 年後を引く材料になる
- データは人が入力したものだけではない。改札・レジ・センサ・位置情報など、使っているだけで集まるものが増えた。これがビッグデータ
- 3 つ目の段「集まる」があったから、4 つ目の段「作る」が来られた。データがあるから機械が学習できる
自分がよく使っているものを一つ選び、「できごと → 変わったこと」の形で書く。変わったことは、誰が、何をしなくなったか(できるようになったか)まで書く。最後に、その向きが続いたら 10 年後にどうなりそうかを一言だけ足す。
答えの例を見る
例: できごと=家の回線が常時つながり定額になった。変わったこと=調べ物をする人が、図書館へ行かなくても家で調べ終えられるようになった。この向きが続くと、10 年後には「調べる」ことそのものを機械に頼み、人は問いを立てて確かめるだけになりそう。
探究では、まず「いま何が起きているか」を押さえないとテーマが決まらない。年表はそのための道具になる。自分が気になっている分野(部活、地域、進路、家族の仕事)について、同じように「30 年で何が変わったか」を 3 行書くと、その分野のいまの位置が分かる。位置が分かると、これから何が問題になるかを予想できる。感想ではなく変化の向きから引くのが、探究の問いの立て方になる。
- 自分が気になっている分野で、この 30 年に起きた変化を 3 つ挙げられるか
- その 3 つは「誰の、どの手順が変わったか」まで書けているか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「技術の広まりと法・制度のおくれ」。今日の年表は技術の行だけでできていた。次はそこに、法や制度の行を重ねる。二つの行はぴったり重ならず、ずれている。そのずれの幅に何が起きるのかを見る。
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。