技術の広まりと法・制度のおくれ
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 順番はほぼ決まっている。技術が広まる → 困りごとが起きる → 世の中が問題として認める → 法や制度ができる。授業で見た 6 つは、すべて技術が先だった
- 遅れる理由は、困りごとが起きて初めて問題として認められることと、決まりを作る手続きに時間がかかること。調べ、意見を聞き、議論して決める
- 遅れが悪いとは限らない。何が問題か分からないうちに厳しい決まりを作ると、役に立つ使い方まで止まる。早すぎる決まりも遅すぎる決まりも困る
- 隙間は三つで埋める。法律・契約や約束(秘密保持など)・マナーや組織の方針。法律だけでは埋まらない
- よい決まりは全部禁止ではなく、何のためなら、どこまで、誰の同意で使ってよいかを書く形になる。そうすると新しい使い方をつぶさずに、困る人を減らせる
自分が「決まっていない」と思うことを一つ選び、決まりを一つ書く。禁止するだけの形にしないで、「何のためなら、どこまでよいか」が分かる形にする。最後に、その決まりで困りそうな人を一人挙げて、その人にどう答えるかを一言足す。
答えの例を見る
例: 決まっていないこと=学校で撮った写真を、本人に断らずに学級の掲示に使ってよいか。決まり=行事の記録として学校の中に掲示する場合は使ってよいが、外へ出す場合は写っている人に確かめる。困りそうな人=毎回確かめるのが手間になる係の人。答え=行事の前に一度まとめて確かめておけば、そのつど確かめなくてすむ。
探究で新しい技術や仕組みを扱うなら、「いまどんな決まりがあるか」と「まだ決まっていないことは何か」の二つを必ず調べる。決まりがある部分は事実として書け、決まっていない部分がそのまま提案の余地になる。禁止するだけの提案は、たいてい実現しない。何のためなら、どこまで、誰の同意で、という形にすると、反対の立場の人にも読んでもらえる。
- 自分の探究テーマに関わる決まりは、いまどうなっているか。いつできたか
- まだ決まっていないことは何か。決まっていないせいで困っている人はいるか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「伝え方の広がりと失われたもの」。今日までは技術と決まりの話だった。次は、その技術が「伝えること」をどこまで変えたかを見る。手段は増え続けたが、増えたぶん失われたものもある。それを教室ぜんぶで書き出す。
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。