先行研究の調べ方
授業の前に 10 分。読んで、少しやって、予想を一つ選ぶ。書いたものはこの端末に残る
10分 | ひとりで、端末でリサーチクエスチョンと、その型が決まった。だが、自分で数えに行くのはまだ先になる。その前に、すでに誰かが調べていないかを見る。同じことを二度やっても、新しいことは何も増えないからだ。人が調べたものを見ると、自分の問いがどこに立っているのかも見えてくる。 ここで二つのことを覚える。一つは、一次と二次の違い。出した本人が見た・数えた・測ったものが一次で、誰かのものをまとめたり紹介したりしているものが二次だ。二次が悪いわけではない。二次だと知って使えばよい。もう一つは、出どころの記録。だれが・いつ・どこで。この三つを、読んだその場で書く。あとで書こうとすると、たどれなくなる。 もし調べてみて「もう分かっていた」ら、どうするのか。テーマをやめるのか。授業ではそこを扱う。
- 一次
- 出した本人が、見た・数えた・測ったもの。原表、自分の記録、本人が書いた論文
- 二次
- 誰かのものを、まとめたり紹介したりしているもの。記事、解説、まとめのページ
- 出どころの記録
- だれが・いつ・どこで の三つ。読んだその場で書く
- 三つの確かめ
- だれが言ったか/ほかでも言っているか/いつのことか
- 主観と客観
- 調べたことと、自分が思ったこと。行を分けて書く
- 切り取り
- うそでなくても印象が変わる。グラフの縦軸や期間の取り方で起きる
自分の問いに近いことを、端末か手元の資料で 1 件だけ調べる。数を集めなくてよい。
- 見つけたものについて、だれが・いつ・どこでの三つをメモする
- その三つのうち、書かれていないものがあるかを確かめる
- 同じことを言っている別の出どころが、もう一つ見つかるかを探す(見つからなくてよい)
調べ方は、自分の問いに出てくる言葉を 2 つ並べて検索する(例: 「体育館 使用時間」)。何も出てこなければ、言葉を 1 つに減らすか、別の言い方に変える(「混雑」→「待ち時間」)。それでも出なければ、学校の図書室にある本の目次か、校内に貼ってある記録を見る
1 件も見つからなくてよい。「探したが見つからなかった」も、授業に持っていく材料になる
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。