予習 | 高校の情報学探究 探究の進め方 | 第10回
整理と分析
授業の前に 10 分。読んで、少しやって、予想を一つ選ぶ。書いたものはこの端末に残る
10分 | ひとりで、端末で01授業に持っていく問い
集めたものが手元にある。表、メモ、はかった数。ところが、それを眺めていても何も出てこない。こちらが何を聞くかを決めて初めて、数は答える。だから次の授業は、道具を開くより先に一文を書くところから始まる。「〇〇と〇〇に関係があるか」「A と B に差があるか」「割合が偏っているか」。確かめたいことは一つだけにする。二つ書きたくなったら、今日やる方を選ぶ。まとめて出した数は、どちらの答えにもならない。 もう一つ、分析でいちばん大事なのは、その数から何が言えて、何が言えないかの線だ。12 人に聞いて関係が見えたとしても、言えるのは「この 12 人では」までで、ほかの学年のことは言えない。二つの量が一緒に動いていても、どちらが原因かは言えない。言えないと書くのは負けに見えるが、範囲をはっきりさせると、範囲の中の主張はかえって強くなる。あなたのデータでは、どこまでが言えて、どこからが言えないのだろうか。
02見ておく言葉
- 整理
- 集めたものを表にそろえること。1 行 1 件にして、列に名前を付ける
- 確かめたいこと
- 分析の前に決める一文。一つだけにする
- 分析
- 確かめたいことに合う見方で、数を出すこと。道具はそのために使う
- 言えること
- 集めた範囲の中で、数が示していること。「12 人の中では」と範囲を付けて言う
- 言えないこと
- 集めていない所のこと。原因の向き、聞いていない人たちのこと、別の時期のこと
- 主観と客観
- 自分の意見と、数から出たこと。混ぜて書くと、数の方まで信用されなくなる
03やってみる
集めたものを、表の形にそろえてくる。10 分かかってもよいが、3 分でできる所から始める。
- 1 行に 1 件(1 人分、1 回分)が入っているかを見る
- どの列にも名前が付いているかを見る(「時刻」「点」ではなく「家を出た時刻」「疲れの 5 段階」)
- 空いているところ(答えていない欄)に印を付け、いくつあるかを数える
- 名前・住所・学校名の列が残っていたら、この段階で消す
まだ何も集まっていなければ、これから集める表の列の名前だけを書いてくればよい。集め始めるときに、その形がそのまま使える
04予想
書いたものの残り方
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。