整理と分析
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 道具を開く前に、確かめたいことを一文で決める。一つだけにする。二つ確かめたいなら、二回に分ける
- 分析の前に決めるのは三つ。何を確かめたいか/どの数を見るか/どうなれば言えたことにするか
- 三つ目を先に決めておくと、出た数に合わせて基準が動かない。それが客観ということ
- 整理は、1 行 1 件にして列に名前を付けること。表がそろっていないと、道具は動かせない
- 出た数から、言えること(範囲を付けた一文)と言えないこと(集めていない所のこと)を分ける
- 言えないことの型は四つ。原因までは言えない/この人たちの分だけ/数が少ない/時期が偏っている
- 自分の意見は、数から出たことと分けて書く。混ぜると、数の方まで信用されなくなる
- 範囲をはっきりさせると、範囲の中の主張はかえって強くなる。第11回で人に見られるのは、そこ
今日の分析を書き出す。確かめたかったこと(一文)/どの数を見たか/出た数/そこから言えること(範囲を付けて)/言えないこと。数が出なかった人は、聞き取った言葉をどう数えられる形にしたかを書く。
答えの例を見る
例: 確かめたかったこと「家を出た時刻と、疲れの感じ方に関係があるか」。見た数「『家を出た時刻』の列と『疲れの 5 段階』の列」。出た数「関係の強さは 0.4」。言えること「この 12 人・1 週間では、早く出た人ほど疲れの点が高い傾向があった」。言えないこと「早く出たから疲れるのかは言えない。朝練のある人が早く出ているだけかもしれない。ほかの学年のことも言えない」。
「確かめたいことを先に一文にする」と「言えることと言えないことを分ける」は、この回だけの手順ではない。自分のテーマでも、次にやる調べものでも、この二つを外すと同じ所でつまずく。データを持っているのに何も言えない、あるいは言い過ぎて質問で崩れる。どちらも、先に一文を決めていないか、範囲を書いていないかのどちらかだ。言えないことを一文で書けるかどうかが、分かれ目になる。
- 自分のテーマで、いま確かめたいことを一文にすると、どうなるか。それは一つに絞れているか
- その一文に答えるには、どの数を見ればよいか。出た数では、何が言えないか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「中間発表」。できあがる前の、いまの版をそのまま人に見せる。直してから出さない。見る側は、整合性・効果性・鋭角性・広角性の四つの観点のうち、いちばん強いと思ったものを一つ返す。印は良い所に返すので、付かなかった観点が自分の足りない所になる。次回は、①課題の設定に戻ってよい回でもある。戻るのは失敗ではない。やってみたから分かることがあり、最初の問いのままの方がむしろ動いていない。今日書いた「分析の結果」と「言えないこと」を、そのまま手元に出しておく。
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。