社会実装の試み
授業の前に 10 分。読んで、少しやって、予想を一つ選ぶ。書いたものはこの端末に残る
10分 | ひとりで、端末で分かったことは出た。範囲を付けた一文も書き、前回は人から四つの印をもらった。ところが、その一文を人に見せても、たいてい受け取られない。数の表を見せられて、自分のことだと思う人は少ないからだ。次の授業は、それを相手が一度触れる形にする回になる。触れる形には道が三つある。入れると結果が返る形、置いて記録する形、図と文で見せる形。どれでもよく、上下はない。決まるのは、自分の問いと、使ってもらう相手の方からだ。 ただし、この回は作って終わりではない。その場で一人に使ってもらう。渡すときの説明は一文だけで、使っている間、自分はしゃべらない。終わったら三つを聞く。最初にどこを見たか、迷った所はどこか、また使いたいか。「よかったです」は情報にならない。知りたいのはどこで手が止まったかだからだ。 最後に、使ってもらったあとを決める。①試してもらう、②続けて使える、③仕組みとして残る。水準は三つある。②へ行くには手順と置き場所が要り、③へ行くには担当と更新とやめ方が要る。全員が③まで行く必要はないが、やめ方は全員が書く。始めたものを誰も止められない形で置いていくのは、引き継ぐ人に対して無責任だからだ。あなたの探究は、誰に、いつ使ってもらえるだろうか。
- 触れる形
- 相手が説明なしで一度さわれて、何かが返るもの。完成品ではない
- 入れると結果が返る形
- 相手が数や条件を入れると、結果が返る。条件を変えて試してほしいときに向く
- 置いて記録する形
- 条件を満たしたら知らせる、または記録する。測り続けたいときに向く
- 図と文で見せる形
- 図 1 枚と、言えること・言えないことの二文。まず知ってほしいときに向く
- 入れるもの と 返るもの
- 相手がさわる所と、そこから受け取るもの。一文で言えるようにする
- 作り込まない
- 見た目を整えるのは、相手を決めたあと。先に整えると、直せなくなる
- 社会実装の三つの水準
- ①試してもらう / ②続けて使える / ③仕組みとして残る
- 引き渡しメモ
- 何を・誰が・いつ・どうする・困ったら・やめるとき、を書いたもの
- やめ方
- いつ、誰が決めて止めるか。始めたものを止められる形にしておくこと
- 社会参画
- 自律化の三つ目。得た知見を生かして社会に関わろうとしているか
自分の探究を、相手に一言で渡す練習をする。5 分でよい。
- 分かったことを一文で書く(範囲を付けて)
- その一文を、相手が「さわって確かめられる形」にするとどうなるかを書く
- 三つの道のうち、いまの自分にいちばん近いものに印を付ける
- 印を付けた道で、相手が最初にさわる所はどこになるかを書く
- 誰に一度使ってもらうかを一人決めて、役割で書く(名前は書かない)
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。