相手に合わせたまとめ方
授業の前に 10 分。読んで、少しやって、予想を一つ選ぶ。書いたものはこの端末に残る
10分 | ひとりで、端末でまとめる回だが、まとめ方は誰に渡すかで決まる。だから次の授業は、相手を一人決めるところから始まる。前回一度使ってもらった人が、そのまま相手になることが多い。そのとき記録した「迷った所」は、相手が最初に知りたいことと、たいてい同じ所を指している。一人というのが大事で、「みんな」「全校生徒」「学校」は相手にならない。全員に向けたものは、たいてい誰にも届かない。相手は名前ではなく役割で決める。「朝いちばんの電車に毎日乗っている一年生」「食堂を昼にだけ使う人」のように、顔が浮かぶ範囲まで絞る。 相手が決まると、三つが変わる。言葉(相手が毎日使っている言葉に直す)、長さ(すれ違いざまなら一文、座って聞いてもらえるなら三分)、先に言うこと(相手がいちばん知りたいことを最初に置く)。変わらないものは一つだけ、中身だ。出した数も、言えないことも、相手によって変えてはいけない。都合の悪い数を落とすのは、相手に合わせることではない。もう一つ、外に出す前に必ず立ち止まる所がある。個人が分かるものが、残っていないか。名前が無くても、学年・性別・通学手段・地区を並べると、一人に絞れてしまうことがある。あなたの発表の形に、そういう組み合わせは残っていないだろうか。
- 相手
- 渡す人。一人に決める。名前ではなく役割で書く
- 相手が最初に知りたいこと
- 自分が言いたいことではなく、相手の側から見た一文
- 変わる三つ
- 言葉・長さ・先に言うこと。相手が変われば、この三つが変わる
- 変えないもの
- 中身。出した数も、言えないことも、どの相手にも同じものを付ける
- 一人に絞れてしまう組み合わせ
- 名前が無くても、いくつかの項目を並べると個人が分かってしまうこと
- 断ったときの約束
- 集めるときに自分が言ったこと。約束より広くは出さない
自分の結論を、二人の相手に向けて書き分けてみる。5 分でよい。
- 分かったことを一文で書く(範囲を付けて)
- 同じ学年の人に向けて言い直す(その人の生活がどう変わるかを先に)
- 決められる立場の大人に向けて言い直す(何人に効くか、何が要るかを先に)
- 二つを見比べて、変わった所と変わらなかった所に印を付ける
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。