情報モラルと法
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 投稿の問題はマナー・ルール・法律の 3 つの層に分けられる。マナーで解決できないことにルールが作られ、特に重要なルールが強制力を持って法律になる
- 授業で見た 2 つの事件は、どちらも法律の問題だった。洗浄機の写真は店の営業を妨げた威力業務妨害、電車の写真は肖像権・プライバシー権の侵害と名誉毀損・侮辱にあたりうる。「冗談だから」「見知らぬ人だから」は理由にならない
- 意見を持つのも発信するのも自由。ただし他者の人権を侵害した時点で自由の外に出る。書いたことの結果は自分が引き受け、拡散しただけでも責任は生まれる
- ネットに秘密の場所はない。友達のみ公開でも、短時間で消える投稿でも、スクリーンショットで外に出る。一線は一度に越えず、少しずつ上がる
- ネットの情報は消えない。特定は数時間で進み、削除してもコピーが残り、進学・就職に影響することがある。投稿の前に、数年後の自分と関係する人がそれを見たらどう思うかを一度考える
授業の体験で書いた「ここまでは自由、ここからはダメ」の境目を思い出す。「ダメ」側に共通していたものを、他者の人権と責任という 2 つの言葉を使って 2 文で説明する。
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例: 「ダメ」側には、他人が出てくる、本当かどうか分からない、特定できる、という共通点があった。意見を言うのは自由だが、相手の顔や名前を出して攻撃した時点で他者の人権を侵害しており、自由の外に出る。しかもその結果は自分の責任で、匿名でも鍵アカでも消えない。
探究では、アンケートを取ったり、人にインタビューしたり、写真を撮ったりして材料を集める。集めた材料には、たいてい他の人の顔・名前・発言が入っている。それを発表や資料に載せるとき、マナー・ルール・法律の 3 つの層で見直すのが、この回の考え方の使いどころ。「載せてよいか」を、相手の肖像権・プライバシーと、自分の責任の範囲から判断する。
- 自分の探究で集める材料に、他の人の顔・名前・発言は入るか。載せる前に、その人の許可をどう取るか
- 発表資料が数年後も残るとして、今の書き方で困る人はいないか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「個人情報の漏れ方」。今日、電車の写真を投稿した大学生は、名前を書いていないのに数時間で特定された。なぜ分かったのか。名前を書かなくても、3 つの投稿から学校まで分かる仕組みを、自分の手で試す。
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。