復習 | 情報Ⅰ (2) コミュニケーションと情報デザイン | 第2回
ネットコミュニケーションの特徴
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で予習で選んだ予想
授業で確かめた答えと比べる
01今日の要点
- ネットのやりとりには、手紙や電話にはない 2 つの特徴がある。匿名性(名前や所属を隠して発信できる)と記録性(送受信は常に記録が残る)。名前は隠せるが、記録は残る
- 匿名には、立場にとらわれず言える・内部告発がしやすい、という良い点と、不確かな情報や無責任な発言が広がりやすい、という危険がある。実名には、責任を持てる・深く交流できる、という良い点と、名指しの中傷やストーカー被害の危険がある。どちらが正しいのではなく、必要性と危険性を比べて場面で選ぶ
- 一度公開された情報は、記録・蓄積・検索・複製・伝達され、完全に消すことは難しい。匿名で投稿しても、記録から本人は特定できる。だから出す前に考える
- 忘れられる権利(過去の情報を検索結果から外す権利)は、事実の記録を残す価値と、個人が過去に縛られない価値のジレンマ。社会の側も、権利の線を引き直し続けている
- 記録は悪いことだけではない。検索や購入の履歴から、自分に合った情報が出る。そのぶん、見せたくないものも記録されている
02確認問題
03書いて確かめる
「匿名でも記録は残り、消せない」。この一文を前提にして、自分がこれから何かを投稿する前に確かめることを、記録性という言葉を使って 2 文で書く。
答えの例を見る
例: 記録性があるから、削除しても相手側やサービス側には残っていると考える。送る前に「本人の目の前で言えるか」を基準にして、言えない言葉は匿名でも書かない。
04探究へ
探究では、アンケートやインタビューで人の意見を集める。匿名にすれば率直な答えが集まりやすいが、不確かなものも混ざる。実名にすれば責任のある答えになるが、本音は出にくい。「何のために聞くか」で選ぶのが今日の考え方。また、集めた回答も、発表に載せた言葉も、記録として残ることを前提に扱う。
- 自分の探究で人に聞くとき、匿名で聞くか、名前を出してもらうか。その理由は何か
- 集めた人の言葉を発表に使うとき、記録が残ることを相手に伝えたか。伏せるべき情報は何か
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
05次回へ
次回は「デジタルの世界へ」。今日「記録が残る」と言った、その記録はコンピュータの中でどんな形で残っているのか。ここから 5 回、デジタルの仕組みに入る。最初は、りんごは数えられるのに時刻は数えられない、という違いから。
書いたものの残り方
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。