データの活用とデータベース
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- A 店と B 店がそれぞれ自分の表を持つと、A の表は 15、B の表は 12 になったが、本当の在庫は 20 − 5 − 8 = 7。どちらも正しくない。足し合わせるまで誰も本当の数を知らず、その間に「在庫あり」と表示して売ってしまう
- 1 つのデータベースを共有すれば、どちらの店から見ても常に同じ数。複数の人が共通のデータを使うには、大量のデータをためて、必要なときに検索・取り出し・更新ができる仕組みが要る。それがデータベース
- レジを通すと「どの商品が・いつ・何個」売れたかが記録され、ネットワークでつながった情報システムに行き渡る。これが POS システム。そのデータで得をするのは、店(仕入れ・棚の並べ方)だけでなく、客(欠品が減る)、作る側(生産量)と何人もいた
- 銀行では、口座の残高をためたデータベースがあるので、窓口に行かなくても入出金でき、その情報は瞬時に反映される
- データベースの規模が大きくなると、1 か所に置かず複数に分けて管理する(分散管理)。止まりにくく、混みにくくなる
- サービスを使うとき、自分の情報を渡している。便利さと引き換えに何を出しているかを言葉にし、「全部やめる」ではなくどこまでなら渡すかを自分で決めることが大事
自分が使っているサービスを 1 つ選び(名前は書かない)、「渡している情報の種類」「受けている便利さ」「これから変えること」を、それぞれ 1 文で書く。
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例: 渡している情報は、いつどこにいたかという位置の記録。受けている便利さは、近くの店や道順がすぐ出ること。これから変えることは、使っていないときも位置を記録する設定を、使っているときだけに変える。
探究でアンケートや測定のデータを集めると、班の一人ひとりが自分のファイルを持ちがちになる。すると、誰かが直した数字が、ほかの人のファイルには反映されず、「数が合わない」が起きる。1 か所にためて、全員が同じものを見て更新する、というデータベースの考え方は、探究のデータ管理にそのまま使える。もう一つ、探究で人から情報をもらうときは、自分が「渡してもらう側」になる。何を、どこまでもらうかを決めて説明できるかが問われる。
- 自分の探究のデータは、1 か所にためて全員が同じものを見ているか。それぞれが自分の表を持っていないか
- アンケートで集める情報は、目的に対して「どこまで」必要か。相手に渡してもらう理由を説明できるか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「さまざまなデータモデル」。今回、1 か所にためると決めたデータベースの中は、どんな形をしているのか。表の形で表す方法から見ていく。
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