データ分析の流れ
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 集めたデータはそのままでは使えない。空欄の欠損値と、ほかから大きく外れた外れ値が混ざっている。分析の前に、まずデータを見直す
- 外れ値を 1 つ外すだけで平均は大きく動く。順に並べた真ん中の値はあまり動かない。平均は外れ値に引っ張られやすい
- 外すかどうかは、理由を書いて判断する。黙って外さない。書き間違いと分かるなら外す。本当かもしれないなら残すか、両方の結果を出す。外したときは「外したこと」と「理由」を結果と一緒に必ず書く
- 欠損値は、答えたくなかったのか、見落としなのかで扱いが違う
- 可視化するとき、区切りの幅や軸の取り方で印象が変わる。幅 1 ならでこぼこ、幅 3 ならなだらかな 1 つの山。どちらも同じデータで、目的で選ぶ。作る側が意図せず形を作っていないか確かめる
- データで問題を解く流れは、問題を明確にする → 何を集めるか計画する → データを集めて整理する → 分析して可視化する → 考察して結論を出す。この繰り返しが PPDAC サイクル。いちばん飛ばされやすいのは計画
「外れ値を外すか迷ったとき、どう決めるか」を、理由という言葉を使って、外す場合と外さない場合の両方に触れて 2〜3 文で書く。
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例: 入力の間違いだと分かる値なら、その理由を書いて外す。本当の値かもしれないなら、残したまま集計するか、外したときと外さないときの両方の結果を出す。どちらの場合も、外したことと理由を結果と一緒に書き、黙って外さない。
探究でアンケートを回収すると、空欄と、明らかに変な値が必ず出てくる。この回の考え方は、それを「分析の前にデータを見直す」段階として組み込む道具になる。外すなら理由を書く。グラフは区切りの幅や軸で印象が変わるので、自分に都合のよい形を無意識に選んでいないか確かめる。そして何より、集める前に「何を知りたいか」と「何を集めるか」を決めておく。
- 自分の探究はいま、問題・計画・データ・分析・結論のどこにいるか。計画を飛ばしていないか
- 集めたデータに外れ値や欠損値があったら、どういう理由で外すか、残すか。あらかじめ決めておけるか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「2つの事柄の関係」。ここまでは 1 つの事柄を見てきた。次は 2 つ。「よく寝る人ほど成績がよい」のような言い方は、どこまで言えるのか。外れ値が 1 つあると相関係数も動く。点をつかんで動かしながら確かめる。
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