機械との対話
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 機械に言われて嫌なことの正体は四つに分かれる。決めつけ・言い方・断れない・理由が分からない
- 人どうしなら相手の顔を見て言い直せるが、機械はその場で直せない。だから作るときに先回りして配慮を入れておくしかない
- 配慮も四つ。何ができるか分かる・理由を示す・取り消せる・断れる。止めた理由が分かれば、人は自分で直せる
- 機械の言葉を書いたのは人。誰かがその文を書いた。書く側に回ったときに何を守るかが問われる
- 機械に向くのは、速さが要る・数が多い・内容が決まっている・間違えても取り返せるもの。人が言うべきなのは、相手が傷つく・例外の事情がある・聞き返しに答える必要がある・あとで責任を問われるもの
- 機械が言っても、その文を書いた人と、機械にやらせると決めた人がいる。責任は消えない
機械に言われて嫌だった言葉を一つ選び、画面にそのまま出す文として書き直す。書き直した文に、まとめ 01 の四つ(決めつけ・言い方・断れない・理由が分からない)のどれを直したかを添える。
答えの例を見る
例: 元=「この操作はできません」。書き直し=「いまは受付時間の外です。受付は 9 時から 17 時です。予約だけなら今でもできます」。直したのは「理由が分からない」。できない理由と、いま何ができるかを足したので、使う人が次の行動を選べる。
探究で作るもの(発表資料、ポスター、アンケート、案内文)は、読む人にとっては「機械の画面」と同じで、その場で作り手に聞き返せない。だから四つの配慮がそのまま使える。何ができるか分かるか、理由が示されているか、途中でやめられるか、断れるか。とくにアンケートは、答えたくない項目に「答えない」を用意しないと、断れない形になってしまう。自分が作る側に回ったとき、相手が聞き返せないことを忘れないでいたい。
- 自分が探究で作る資料は、読む人がその場で聞き返せない。それでも分かる形になっているか
- アンケートを作るなら、答えたくない人が答えないでいられる道を用意しているか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「人の知的活動の変化」。今日は機械が代わりに言う話だった。次は機械が代わりに考える話になる。覚える、調べる、計算する、選ぶ。自分がどこまで機械に渡しているかを洗い出す。
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。