情報デザインを踏まえた設計
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 導線は「気づかせる → 分からせる → 動かせる → 戻る所」の順に置く。これが受け取った人がたどる道すじになる
- 外せない要求への答えは、日時より前に置く。日時を知っても、行けるかどうかが分からなければ人は動かない
- 一画面に入る量は、受け取る場面から決める。廊下で数秒なら、ひと目で読めるのは見出しと写真だけ
- 同じ高さに、押せるものや進める所を二つ並べない。次にすることが一つに見えるようにする
- 班で統一する決まりは 3 つまで。大きさ・色・そろえ方が決めやすい。四つ以上あると誰かが守れず、守られない決まりは決まっていないのと同じ
- 色は二色まで。目立たせるためだけに使い、色だけで意味を分けない
- 決まりを破るのは一箇所だけ。破る所が二つ以上あると、どちらも目立たなくなる
- 確かめ方は、5 秒だけ見せて「最初にどこを見たか」を聞くこと。決めた順に見られていなければ、設計が効いていない
自分の班の 1 枚(または 1 画面)について、上から下への並びを「→」でつないで書き、そのうえでなぜその順にしたかを 1 文で書く。
答えの例を見る
例: 見出し → 初心者歓迎と大きく → 活動日 → 申し込みの一行 → 連絡先。相手が最初に不安に思うのは「経験がなくても大丈夫か」なので、日時より先に置いた。
探究の発表も、素材を並べて一つにする作業である。調べたこと、グラフ、写真、考えたこと、これから知りたいこと。全部そろっていても、並べ方が決まっていなければ、聞き手は途中で分からなくなる。今日の導線をそのまま使える。最初に「これは何についての話か」で気づかせ、次に調べて分かったことで分からせ、最後に聞き手にしてほしいこと(意見をください、この続きを一緒に考えてほしい)で動かせる。統一する決まりも同じで、スライドやポスターを何枚も作るなら、見出しの大きさ・色の数・そろえ方を先に 3 つ決めておくと、後から直す時間が要らない。
- 自分の探究の発表で、最初のひと目に何を置くか
- 聞き手が最後にどこへ行くか(何をしてほしいか)を、決めてあるか
- 何枚も作るとき、統一する決まりを 3 つ挙げられるか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「分担と並行制作」。設計図が決まったので、次はそれを班で手分けして作る。誰が何を、いつまでに作るかを決め、誰かが遅れたときにどうするかも先に決めておく。今回の設計図と、統一する決まり 3 つは、班の全員が控えておく。
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