データの収集
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- データの出どころは 4 つに分けられる。人が入力した、機器が測った、使った記録が自動でたまった、ほかの人が集めて公開した
- 出どころで強い所と弱い所が違う。人が入力したものは聞きたいことをそのまま聞けるが量が集まらない。機器が測ったものは量が多く書き方もそろうが、機器が測れるものしか測れない。使った記録は実際の行動が残るが、使っていない人は見えない。公開されたものは量も期間も大きいが、自分の知りたい形にはなっていない
- 自分たちで集めたものを一次データ、ほかの人が集めたものをもらうのを二次データという。公開されて条件つきで自由に使えるものがオープンデータ
- 集めたら、その場で 4 つを書き残す。出どころ(誰がどうやって集めたか)、時期(いつのデータか)、条件(使ってよい範囲・出典の書き方)、個人情報の扱い
- 2 つのデータを並べるなら、同じ期間にそろえる。片方が今年で片方が 3 年前では比べられない
- 名前や組を集めなくても、細かい項目の組み合わせで人が特定できることがある。学年・部活・通学手段がそろうと 1 人に絞れることがある
自分が調べたいことを 1 つ決めて、「何を知りたいか」「必要なデータ」「出どころ」「いつのデータか」の 4 つを 2〜3 文で書く。「ネットで調べる」「みんなに聞く」では通らない。
答えの例を見る
例: 暑い月ほど売店の冷たい飲み物が売れるのかを知りたい。必要なのは、月ごとの平均気温と、月ごとに売れた本数。気温は市が公開している観測値をもらい、売れた本数は売店の記録を数えさせてもらう。どちらも同じ 1 年分にそろえ、月がすべてそろっているか確かめる。
探究では、集め始めてから「こう聞いておけばよかった」と気づくことが多い。この回の 7 行の計画表は、それを先に潰すための道具になる。特に「いつのデータか」と「個人情報の扱い」は、集めたあとでは直せない。
- 自分の探究で必要なデータは、自分で集めるものか、もらってくるものか。両方なら、期間をどうそろえるか
- 答える人に「何に使うか」を説明できるか。名前や組を集めずに済ませられるか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「データの整理と整形」。集まったデータは、そのままでは数えられない。同じ部活が違う名前で入っていて、数が文字のまま入っている表を、実際に直す。直した判断を記録に残すところまでやる。
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。