開発の工程
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 仕組みを作って引き渡すまでの仕事は 8 つ。①使う人に聞く ②完成の条件を決める ③設計する ④分担を決める ⑤プログラムを書く ⑥テストする ⑦運用する ⑧直して次の版を出す
- プログラムを書くのは、8 つのうち 1 つだけ。前に 4 つ、後ろに 3 つある。これが、システム開発が単なるプログラム作成と違う点
- 完成の条件は、作る前に決める。決めずに作り始めると、いつまでも終われない。「便利になる」は条件にならない
- テストは、使ってもらう前にやる。だから 6 番目。正しく動くかだけでなく、おかしな入力でも止まらないかを確かめる
- 運用は作ったあとに続く。作り終わってからのほうが長い。使う人からの指摘を受け、直し続ける
- 一方通行ではない。テストで見つかれば設計へ戻る。運用で分かっても設計へ戻る。何度も回る
- 「動く」と「渡せる」は違う。自分の端末で自分の手順どおりに動くのは、まだ何も確かめていないのと同じ
- 違う点は 4 つ。相手がいる/一人では作らない/作ったあとが長い/終わりを自分で決める
8 つの仕事のうち、自分が飛ばしてしまいそうな仕事を 1 つ選び、飛ばす理由と、飛ばすとどうなるかを書く。
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例: 飛ばしそうなのは「完成の条件を決める」。早く作り始めたくなるから。飛ばすと、動くようになってからも「もっとこうしたい」が次々に出て、いつ提出してよいか班で決められなくなる。結局、締切の日にいちばん中途半端な状態で出すことになる。
探究でも、調べる・作る時間より、その前後のほうが長い。テーマを決める前に「何が分かったら終わりにするか」を書いておくと、途中で迷わない。これが完成の条件にあたる。逆に決めずに始めると、集めても集めても足りない気がして、まとめに入れなくなる。発表したあとに続く仕事もある。指摘を受けて直すこと、次の人が読めるように記録を残すことである。
- 自分の探究で、何が分かったら「ここまでで終わり」と言えるか
- 発表したあと、指摘を受けて直す時間を、いつに置いておくか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「分担と工程の計画」。8 つの仕事の 4 番目、分担を決めるところに入る。班と題材を決め、完成の条件を書き、担当と締切、そして遅れたときの手当てまで決める。ここから第16回まで、同じ班で一つの仕組みを作り続ける。
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