利用者による試用
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 使ってもらうときの手順は 6 つ。①何をする道具かを一行だけ伝える ②やってもらう作業を一つ決めて頼む ③口を出さずに手元と画面を見る ④詰まった所をその場で書き留める ⑤終わってから「どこで迷ったか」を聞く ⑥班に持ち帰って候補を並べる
- 先に長く説明すると、説明のうまさを試すことになる。教えた瞬間に、詰まった所が消える。迷いを聞くのは終わってから。途中で聞くと誘導になる
- 詰まりの合図は 3 つ。手が止まる、同じ所を何度も押す、画面から目を離す
- 迷ったのは使う人の力不足ではなく、作りのほう。作った側は言い訳をせず、その場で直さず、まず書き留める
- 記録は事実と考えたことを分けて書く。「使いにくそうだった」は事実ではない。事実は「20 秒手が止まった」「3 回押した」
- 分ける理由は、事実が残っていれば、考えが外れても別の考えをやり直せるから。混ぜて書くと、やり直せない
- 直す順番は「使う人が目的を果たせるか」で決まる。止まる → 迷う → 言葉 → 見た目。ただし言葉の誤解が取り返しのつかない操作につながるなら、言葉が先になる
- 全部は直さない。班で一つに絞る
自分の班のシステムを使ってもらったときの記録を 1 つ選び、「見たこと(事実)/そこから考えたこと/直すとしたら何を」の 3 つを書く。
答えの例を見る
例: 一覧を開いたあと、上から下へ 2 往復スクロールしてから手が止まった/どれが新しいものか分からず、探し方が決まらなかったのでは/並び順(新しい順)を一覧の先頭に書く。並べ替え自体は変えず、まず何順かを伝えるところから直す。
探究の発表資料も、調査の質問紙も、作った本人には分かりやすい。分からないのは、初めて見る人だけだ。だから途中で一度、誰かに「説明せずに」見てもらうと、直す所が具体になる。そのとき、感想を聞くより、どこで手が止まったかを見るほうが役に立つ。記録は事実と考えたことを分けて書き、直す所は一つに絞る。全部直そうとすると、締切までに何も終わらない。
- 自分の探究で、途中で誰かに見てもらうとしたら、何をやってもらうか(作業を一つ)
- 見てもらったとき、何を「事実」として書き留めるか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「相互評価」。班どうしで、観点を決めて互いのシステムを見る。今日の「事実で言う」を、そのまま評価の言い方に使う。班で決めた「直す所を一つ」は、次回の始めに確認する。
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