問いの設定と計画
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 問題は状態の説明にとどまるが、問いは答えの形が決まる。「何人か」「どちらが多いか」「この手順で動くか」「どの案が使われるか」のどれかで答えが返るように書く
- 作るか調べるかを先に決める。作る=動くもの・見せるものが残る(しくみ、伝える)。調べる=数や事実が残る(データ、社会)。両方やる人は、先にどちらをやるかを決める
- 手法は目的から引く。予測したい → 回帰・分類 / 関係を見たい → 散布図・相関・クロス集計 / 使ってもらいたい → 要件を書いて設計して試してもらう / 届けたい → 情報デザインとコンテンツ制作 / 決まりを提案したい → 事例を集めて立場を分けて比べる / 自動でやりたい → 手順に分けてプログラムにする
- 計画表の 5 つの欄は 問い/作るか調べるか/使う手法/いつまでに何を/必要な道具。この一枚を第8回まで同じ場所に残し、中間版・直した版・発表版・最後の版として書き直していく
- 計画表の確かめは三つ。問いと手法が合っているか/次の 1 回で何をするかが決まっているか/道具が手に入るか
- 問いが 3 つ以上ある人は、今回追いかける一つに絞る。残りは第8回の「次の問い」に回す
自分の計画表の 5 つの欄を、そのまま書き出す。そのうえで三つの確かめ(問いと手法が合っているか/次の 1 回で何をするかが決まっているか/道具が手に入るか)をかけて、通らなかったところを直す。
答えの例を見る
例: 問い「新入生は部活紹介の資料をどこまで読んでいるか」/調べる/アンケートの設計と集計、クロス集計/第3回で 30 人に配り、第4回までに集計、第5回でグラフ/表計算ソフト、印刷した用紙。三つの確かめで「使う手法」が「アンケート」だけだったので、集計の手法まで名前で書き足した。
探究で最初に詰まるのは、テーマは決まったのに次の一手が決まらないときだ。今日の計画表の 5 つの欄は、そのまま探究の計画書に使える。特に効くのは「いつまでに何を」と「必要な道具」で、この二つを先に書くと、大きすぎるテーマが自然に切れる。手に入らない道具の代わりを先に決めておくのも同じ働きをする。
- 自分の探究の問いは、答えの形が決まっているか。数か、動くものか、案か
- いつまでに何をするかを、次の 1 回分まで書けているか。必要な道具は手に入るか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「調査とデータの収集」。計画表の「いつまでに何を」の一行目を、実際にやる回になる。集める先は二つ。先にやった人の取り組みと、自分の問いに答えるための材料。集めたものには必ず誰が・いつ・どこでの出どころを付ける。出どころを書けないものは、まだ材料として使えない。次回までに、誰に聞くか・どの記録を見るかの心当たりを決めておき、連絡や許可が要るものは先に頼んでおく。
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