評価と改善
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 途中の結果を止めると「やってみました」で終わる。良いか悪いかを、自分の外にあるもので測るのがこの回
- 測るものは二つ。評価指標(数で測る)か、使う人の反応(試してもらう)か
- 測り方の三つの条件は、自分の外にある(誰が測っても同じ判定になる)/問いに答える(その数字が動いたら答えも変わる)/限界が言える(この測り方では何が言えないか)
- 三つ目が特に大事。言えないことを分けて言えると、その結果はかえって信用される。第7回の質問でも必ず突かれる
- 測ったら、その結果で一か所を直す。直す時間がなければ「次に直す所」として具体的に書く。それも評価される
- 悪い結果は隠さない。測ったから分かったことで、そこが直す所になる。隠したまま発表に進むと、質問で崩れる
- 第1回から今日までで、問題 → 問い → 計画 → 集める → 作る → 測る → 直すの一まわりを通した。一まわりでは終わらないのが普通
今日測ったことを書き出す。何で測ったか(測り方)/結果(数か言葉)/この測り方では言えないこと/その結果をもとに直した所と、直した理由。まだ直せていない人は、どこをどう直すかを具体的に書く。
答えの例を見る
例: 測り方「作った画面を 5 人に使ってもらい、説明なしで送信まで行けた人数を数える」。結果「5 人中 2 人。3 人は最初の画面でどこを押すか迷った」。言えないこと「同じ部の 5 人なので、事情を知らない人にとってどうかは分からない」。直した所「最初の画面のボタンを 1 つにした。3 人が迷ったのがその画面だったから」。
探究の発表で「結局それは良かったのか」に答えられないものは多い。作ったこと・調べたことで満足して、測る段階が抜けているからだ。今日の三つの条件は、そのまま探究の評価に使える。特に「限界が言える」は、卒業研究でも大学の研究でも同じ形で求められる。総合的な探究の時間の評価規準にも「結果を評価し、改善する」が入っていることが多く、この回でやったことがそのまま当てはまる。
- 自分の探究の結果は、何で測れば良し悪しが分かるか。数か、人の反応か
- その測り方では、何が言えないか。言えないことを一文で書けるか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「発表」。3 分で渡すのは 5 つ。問い / やったこと / 測った結果 / 直した所 / 誰に役立つか。見せるものは表・図・画面・実物のうち 1 つだけにする。全部見せようとすると 3 分に収まらない。発表のあとは質問を受け、他の人の発表を三つの観点で評価する。次回までに、今日直しきれなかった一か所を直し、「この測り方では言えないこと」を一文にしておく。人が身を乗り出すのは、予想が外れてそこから直した話だ。
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