測定のばらつき
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 同じ所を同じ向きではかっても、数は毎回違う。動かしていなくてもばらつく。これは故障ではない
- 幅(いちばん大きい数 − いちばん小さい数)を出してから、その数を使ってよいかを決める。幅より小さい差は、差とは言えない
- 1 個だけ大きく離れた値があったら、まず場面から原因を説明する(人が前を通った、物が当たった)。説明できたうえで、外すかどうかを決めて書く
- 平均は全部の値が結果に効くので、外れた値 1 個で大きく動く。中央値は外れた値にほとんど動かされない
- どちらを使うかは先に決めない。10 個を並べて見てから決める。選んだ理由と、外した値があればそのことも書き残す
自分の記録が「172」の 1 個だけだったとき、なぜ人に見せられないのか。幅という言葉を使って 2 文で説明する。
答えの例を見る
例: はかるたびに数は動くので、1 個の数はその中のたまたま出た一つでしかない。読む人は、その数がどれくらいずれうるのかを知りようがない。10 回はかって「166 から 184、幅は 18」と書けば、172 がどのあたりの数かが分かり、ほかの場所との差が意味のある差かどうかも判断できる。
自分の探究で、何かをはかったり数えたりするなら、同じ条件で何回くり返すかを先に決めておく。1 回の結果で「増えた」「速くなった」と書いてしまうと、あとでばらつきの中の数だったと分かっても直せない。まず何回かはかって幅を出し、その幅より大きい差だけを「差がある」と書く。この順番は、センサの数だけでなく、記録やアンケートの結果にも同じように効く。
- 自分のテーマで、同じ条件を何回くり返せるか。何回なら無理なくできるか
- その幅より大きい差でなければ「差がある」と書かない。自分の場合、どれくらいの差なら言えそうか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「基準合わせと誤差」。今日で、何回もはかれば幅が見えることは分かった。ところが、10 回とも同じ向きにずれていたら、何回はかっても気づけない。学校にある温度計のとなりに置いて、ずれを見つける。ずれたまま使うときにどう書くかまで決める。
このページに書いたものは、いま使っているこの端末の、このブラウザの中にだけ残ります。サーバには送られません。次に同じ端末で開けば、書いたものはそのまま出ます。
別の端末で開くと見えません。学校の端末と家の端末は別ものとして扱われます。ブラウザの履歴やサイトデータを消したときも、一緒に消えます。残しておきたいものは、下の「書いたものをコピー」で自分のノートや提出先に貼ってください。