復習 | 中学校の情報学探究 | 第6回
比べる相手を決める
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で予習で選んだ予想
授業で確かめた答えと比べる
01今日の要点
- 問いの型が決まれば、確かめ方と比べる相手も決まる。どれくらいか(記述)は、数える・はかる・聞く。比べない。まず今の様子を数で出す
- A と B に関係があるか(関係)は、同じ人・同じ場面で両方をはかる。比べる相手のかわりに、散らばりを見る(グラフに点を打つ)
- A を変えると B は変わるか(因果)は、変える側と、変えない側を作る。比べる相手は変えなかった側
- 自分たちでできる比べ方は 3 つ。2 つ作って比べる(案内文を 2 通り、掲示の色を 2 色、置き場所を 2 か所。どちらを先にするかはくじで決める)、前と後で比べる(声かけの前後、注意書きの前後。ただし「他のことも変わったかもしれない」を必ず書く)、条件を変えてはかる(教室の明るさ・温度・音をはかり、静かさや読みやすさと重ねる)
- 比べる相手が無い計画は、因果の問いには答えられない。「やってみたらうまくいった」だけでは、もともとうまくいっていたのかもしれない
- 無いなら「比べない」と書き、問いを記述の型に直す。今の様子を数で出せた人は少なく、記述に直すのは格下げではない
- 問いを直せるのは、ここまで。集め始めたあとでは、記録を取り直せない
- 大きな装置は要らない。道具が無ければ、ストップウォッチ、手で数える「正」の字、「見える/見えにくい」の 2 段階の記録で同じことができる
02確認問題
03書いて確かめる
自分の問いについて、問いの型(記述・関係・因果)と比べる相手を書く。比べないなら「比べない」と書き、そのうえで問いを記述の型の言い方に直して書く。
答えの例を見る
例: 型=記述/比べる相手=比べない/直した問い=昼休みの 20 分間に、図書室に入る人は何人か。まず 1 週間数えて、曜日ごとの幅を出す。
04探究へ
自分の探究で「よくなった」「増えた」と書くときは、何と比べてそう言えるのかを先に決めておく。あとから比べる相手を作ることはできない。記録は取り直せないからだ。比べる相手を決めるという作業は、テーマが何であっても、部活でも教科の課題でも同じように使える。
- 自分の問いは、記述・関係・因果のどれか。その型に合う比べる相手は何か
- その比べ方では「言えないこと」が 1 つある。それは何か
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
05次回へ
次回は「実現可能性の見積もり」。比べ方は決まったが、それに何日かかるか、誰に頼むか、許可は要るかはまだ分からない。時間・人・もの・許可・安全と迷惑の 5 つの目で見て、やり切れる形に縮める。縮めるのは失敗ではない。
書いたものの残り方
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