確かめ方の決定
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 問いの型で、確かめ方が決まる。好みで選ばない
- 記述(どれくらいか)= 数える・はかる・聞く。比べない。まず現状を出すこと自体が答えになる
- 関係(A と B に関係があるか)= 同じ人・同じ場面で両方を測り、散らばりを見る
- 因果(A を変えると B は変わるか)= 実験。変える/変えないを作り、変えなかった側と比べる
- 評価(どちらがよいか)= 2 つ用意して比べる。相手はもう一方
- 関係と因果の違いは、片方を自分たちで動かすかどうか。動かさずに「原因だ」とは言えない
- 自分たちでできる実験は十ある。2 つ作って比べる/色・形を変える/置き場所を変える/くじで配る/前と後で比べる/順番を入れ替える/条件を変えて測る/時間で区切る/人を分ける/やってみて記録する
- 比べる相手が無い計画は、因果の問いには答えられない。「やってみたらうまくいった」だけでは、もともとうまくいったのかもしれない
- 何回やるか。同じことを 3 回以上。人に聞くなら、割合を見るなら 1 グループ 30 人、平均を比べるなら 1 グループ 20 人が目安。足りなければ、足りないことを結果に書く
自分の問いの型を書き、十のやり方から一つ選んで、比べる相手と、何回・何人でやるかを書く。比べない問いの人は「比べない(記述の問い)」と書く。
答えの例を見る
例: 問いの型「因果」。確かめ方「置き場所を変える。返却箱を入口と出口に 1 つずつ置く」。比べる相手「出口に置いた側」。何回・何人「2 週間、毎日 16 時に両方の冊数を数える。計 10 日分」。行事のあった日は、日付に印を付けて記録する。
「比べる相手がいるか」という見方は、探究の外でも効く。新しいやり方に変えて良くなった気がするとき、変える前の記録が無ければ、良くなったとは言えない。何かを変えるなら、変える前を残しておく。これは、自分のやり方を見直すときにも、人に提案するときにも使える。
- 自分が「効果があった」と思っていることのうち、比べる相手が無いものはどれか
- 自分の探究で、比べる相手をこれから作れる所はどこか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「実現可能性の見積もり」。設計の 3 回目で、集める前の最後の回になる。立てた計画を時間・人・もの・許可・安全と迷惑の五つの目で見て、やり切れる形に縮める。ここで多くの計画が縮むが、縮めるのは失敗ではない。許可を取る相手と期限も決め、頼む文の下書きをその場で書く。今日決めた確かめ方と、比べる相手と、何回・何人の数字を持っていく。
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