実現可能性の見積もり
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 五つの目で計画を見る。時間・人・もの・許可・安全と迷惑。どれか一つでも×なら、そこで止まる
- ×だったときの縮め方。時間=期間を短く、回数を減らす/人= 1 クラス・1 学年に絞る/もの=手で数える方法に替える/許可=校内で完結する形にする/安全と迷惑=不利益の出る側を作らない設計に替える
- 一つの危なさが、二つの目にまたがることがある。校門の外に立つのは、許可でもあり、安全と迷惑でもある
- ×が一つも無い計画は、たいてい見落としがある。もう一度読む
- 縮めるのは失敗ではない。やり切れる形にすることが仕事。縮めても問いは変わらない
- 許可は早く取るほど楽になる。誰に・いつまでに・何を言うかを決め、下書きまで書く
- 頼む文に抜けやすい三つ。期限/断る自由/いつ消すか
- 人の情報を扱う決まりは三つ。聞く前に断る/名前を集めない/出す前にもう一度確かめる
- 名前を集めないとは、分析に要らないものは最初から取らないということ。取ってしまったものは、消しても記憶に残る
- 倫理の線は三つ。人に不利益が出る設計は行わない/断る自由を示す/断った人が分からないようにする
自分の計画を五つの目で見て、×だった所と、どう縮めたかを書く。許可を取る相手と期限も書く。許可が要らない計画の人は「要らない」と書き、その理由も書く。
答えの例を見る
例: ×だったのは「時間」と「許可」。時間は 1 か月を 5 日間に縮め、1 日 20 分だけ数えることにした。5 日でも、色ごとに 5 回ずつ数えられるので問いには答えられる。許可は、階段に紙を貼るので担当の先生に今週の金曜までに話す。断られたら、教室の後ろの掲示板に替える。
「五つの目で見て、縮める」というやり方は、探究の外でも効く。やりたいことが大きいまま止まっているとき、時間・人・もの・許可・迷惑のどれで止まっているかが分かると、手の打ち方が決まる。許可を先に取っておくと、あとで止まらない。大きいまま抱えて動けないより、縮めて終わらせたほうが、次につながる。
- 自分がいま抱えていることのうち、五つのどれで止まっているか
- それを縮めるとしたら、どこを縮めるか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「道具の選択」。設計の 3 回はこれで終わり、ここから集める段に入る。集めたものを読むには道具が要る。その道具は問いの型で決まる。四つのうち、自分の型に合う一つを決める回になる。今日縮めた計画と、許可を取る相手と期限、そして自分の問いの型を持っていく。
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