道具の選択
授業の後に 15 分。要点を読み、5 問で確かめ、一つ書く。最後に自分の探究へつなぐ
15分 | ひとりで、端末で授業で確かめた答えと比べる
- 道具は問いの型で決まる。差・関係・偏りなら easyStat、予測や分類なら easyDataScience、はかるなら micro:bit、触ってもらうなら Web アプリ
- 四つのうち、自分の型に合う一つに時間を使う。残りは名前だけ知っていればよい
- 「平均の差の検定」はいま起きていること、「予測したいか」はこれから起きること。取り違えると、集めるデータの形が変わる
- 二つ組み合わせてもよい(はかる → 差を見る)。ただし決めるのは、最初に開く一つ
- 選んだあとの確かめは三つ。型と合っているか/計画で集まるものが入るか/限界を一つ言えるか
- どの道具にも限界がある。easyStat は「なぜか」は分からない。予測は「当たる保証」がない。micro:bit は「はかれるものしかはかれない」。Web アプリは「使ってもらえないと何も分からない」
- 道具を使わないという選択もある。言葉だけを集める問いなら、使わない理由を書けることが評価になる
- 触ってみて合わなければ、選び直してよい。第10回で必要になれば、別の道具に移ってもよい
自分が選んだ道具を、授業の形式で書く。問いの型/選んだ道具/その道具では分からないこと。触ってみて変えた人は、何が分かったから変えたのかも書く。
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例: 問いの型「平均の差の検定」/選んだ道具「easyStat」/分からないこと「曜日や組み合わせによって終了時刻に差があるかは出せるが、なぜずれるのかは出せない」。触ってみて、入れるデータは「曜日」と「終了時刻(分)」の 2 列でよいと分かったので、記録の取り方をその形に直した。なぜずれるのかは、当番の人へのインタビューで補う。
道具を問いの型で選ぶ、という決め方は、情報の道具に限らない。何かをやろうとするとき、先に道具や方法を決めてしまうと、やることのほうがそれに合わせて曲がっていく。先に「何を知りたいのか」を決め、そのあとで手段を選ぶ。選んだ手段で分からないことを一つ書いておくと、結果を読むときに言いすぎずに済む。
- 自分の探究で、先に手段を決めてしまっている所はないか
- いま使おうとしている方法では、何が分からないままになるか
ここに書いたメモは 探究ノート に集まる。総合的な探究の時間のテーマ決めや、調べ方を考えるときに開く。まだテーマが決まっていなくても書ける。いま気になっていることを一つ思い浮かべて、そこに当てはめてみる
次回は「データの収集」。第7回で縮めた計画どおりに動く。人に聞くなら、書いた断りの言い方をそのまま使う。名前は集めない。集まったものだけでなく、集まらなかったものも記録する。予定していた人数に届かなかった、断られた、その日に起きなかった。それも結果の一部になる。今日決めた道具と、その道具に入る形(表の列の名前)、そして第7回で書いた断りの言い方を持っていく。
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