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道具 3 micro:bit で動かす | 単元設計
MakeCode で micro:bit を動かせるようになる 4 回です。回のファイル名は lessons/m-01〜m-04。本体が無くても、画面の中のシミュレータで最後まで進められます。
この単元の位置
中学校 技術分野 第8・9回と情報Ⅰ (3)で「手順に分ける」「くり返しと条件」をやった上で、それが手元の物を動かすことを体で確かめる 4 回です。
次の道具 4 micro:bit とセンサではかるへ続きます。この単元は「動かす」まで、次の単元が「はかって、記録して、分析へ渡す」です。
本質的な問い
言われたとおりにしか動かない機械に、何を言えば動くのか。
単元の目標(3観点)
| 観点 | 目標 |
|---|---|
| 知識・技能 | 入力・処理・出力の 3 つでプログラムを組める。くり返しと条件、変数を使える。2 台で無線でやり取りできる |
| 思考・判断・表現 | やりたいことを、入力・処理・出力に分けて書ける。思ったとおりに動かないとき、どこが違うかを切り分けられる |
| 主体的に学習に取り組む態度 | 動かないときに手を止めず、1 か所ずつ変えて確かめようとしている |
評価課題(単元末)
「教室で役に立つ小さな仕掛けを 1 つ作り、動かして見せる」(第4回)
| 観点 | B | A | C の生徒への手立て |
|---|---|---|---|
| 知識・技能 | 入力・処理・出力がそろって動く | くり返しか条件を使い、なぜそこで要るか言える | 「何をしたら」「何が起きる」の 2 つだけ先に決めさせる |
| 思考・判断・表現 | 動かない所を 1 か所に絞れている | 1 か所ずつ変えて確かめた記録がある | ブロックを 1 つ外して動かさせる |
| 態度 | 最後まで動かそうとしている | うまくいかなかった案も残している | 前の版に戻せることを見せる |
各回
| 回 | 題 | ここでできるようになること |
|---|---|---|
| 1 | 入力・処理・出力 | ボタンを押したら画面に出る。3 つに分けて考える型を作る。シミュレータで確かめる |
| 2 | くり返しと条件分岐 | ずっと動かし続ける。条件で分ける。「もし〜なら」の境目を自分で決める |
| 3 | 変数と計数 | 変数に入れて覚えさせる。数える。ボタンを押した回数、通った人の数 |
| 4 | 無線通信 | 無線で 2 台をつなぐ。送る側と受ける側を分けて作り、合わせて動かす |
各回は 10分版・20分版・50分版の 3 つの進め方を持ちます。本体が無い場合の進め方も教師用メモに書きます。
本体が無くてもできること
| できる | できない |
|---|---|
| ブロックを組む、シミュレータで動かす | 実際の明るさ・温度をはかる(第4回の次の単元) |
| 画面・音・ボタン・傾きの確認 | 教室に置いて長く記録する |
| 無線の送受信(シミュレータは 2 台表示できる) | 電池で動かす |
1 クラスに数台あれば足ります。 班に 1 台で回し、設計と確認はシミュレータで各自が行います。
情報の授業とのつながり
| 思い出すこと | 戻る回 | 生徒が聞いた言葉 |
|---|---|---|
| はかって、動かす | 中学校 第8回 | はかって、くらべて、動かす |
| くり返しの中の条件 | 中学校 第9回 | 繰り返しの中で、条件を組み立てる |
| 目的から手順へ | 情報Ⅰ (3) 第11回 | 目的・手順・プログラムの順で作った |
| 入口と出口の約束 | 情報Ⅱ (4) 第11回 | 入口と出口は約束、中身は自由 |
どの段階で使うか
- 中学校 技術分野: 4 回すべて。D(3) 計測・制御のプログラミングの前半として
- 高等学校 情報Ⅰ (3): 第1・2回。手順とプログラムの体感として
- 高等学校 情報Ⅱ (4): 第4回(無線)。情報システムの「サーバとのやり取り」の実物として
- 探究: 第8回 道具を選ぶで micro:bit を選んだ班が、この 4 回を先に通します
設計指針(第2版)との対応
- A5(機器の制御): A5L2・A5L3(中情)。指針は中学校技術科で扱うとしています
- F1・F2(プログラムの理解と活用/設計・構築): F1L2・F1L3・F2L2(中情)。指針は「中学校における技術科の内容としてプログラムを学ぶ中で実習を中心に体験的に学び身に付けることが期待される」としています
- J1(システムの意図/役割と構造): J1L1・J1L2。入力から出力までの流れを、自分の手で作る
他校でそのまま使える形にする
学校固有の呼び名や校内の道具名は書きません。本体が無い場合の進め方を各回に用意しています。MakeCode はブラウザで動き、インストールは要りません。
出典
- 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説の一覧。技術・家庭科 技術分野「D 情報の技術」(3) 計測・制御のプログラミングによる問題の解決
- 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 情報編(PDF)。情報Ⅰ (3)、情報Ⅱ (4)
- 日本学術会議「情報教育課程の設計指針(第2版)」令和8年5月12日。カテゴリ A・F・J
- Microsoft MakeCode for micro:bit